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「セブンプレミアム」が15周年でリニューアル

セブンプレミアムは5つのブランドを展開している

セブン&アイ・ホールディングス(本社・東京都千代田区、井阪隆一社長)のプライベートブランド「セブンプレミアム」が15周年を迎え、さらなる品質向上を図り、これまでに約560アイテムのリニューアルを実施している。

「セブンプレミアム」は、セブン&アイ・ホールディングスのグループ共通プライベートブランドとして2007年5月に販売を開始。「お客様の日々の暮らしを『より豊かに・楽しく・便利に』」を目標に49アイテムでスタートした。

 

現在は、「セブンプレミアム」「セブンプレミアム ゴールド」「セブンプレミアム フレッシュ」「セブンプレミアムライフスタイル」「セブンカフェ」の5ブランド、約3500アイテムに拡大。取扱事業社も22年7月末時点でセブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武など13社・約2万2200店舗におよんでいる。年間販売金額は1兆3800億円(22年2月時点)、累計販売金額は13兆円を超える。

 

「セブンプレミアム」の商品開発には、CVS、GMS、SM、百貨店、外食、専門店などの各事業会社から約300人が参画。デイリー部会、加工食品部会など26部会からなるグループ商品開発会議による体制を構築している。

 

セブン‐イレブン・ジャパンで培われたチームマーチャンダイジングという商品開発手法をもとに、イトーヨーカ堂やヨークベニマルの生鮮品、加工食品などに対する幅広い知見と調達力。さらに百貨店・専門店特有の情報力やノウハウなどを融合。各事業会社が積み上げた商品知識や調達力を結集できるのは、多様な業態を持つセブン&アイグループならでは。グループシナジーの最大化を武器に商品開発が行われているわけだ。

 

また、15周年を迎えるにあたり〝目指すべき姿〟や〝開発の想い〟の認知度を高めるため、「セブンプレミアム」の新しいステートメント(声明)として「今日も未来も、みんな笑顔で。」を制定。5つの各ブランドにもそれぞれ新ステートメントが制定された。

これにともない、さらなる品質と価値の向上が図られており、今年3月から7月末までに約560アイテムのリニューアルを実施。例えばセブンプレミアム 「ポテトサラダ」は、原材料や調理過程を徹底的に見直すことで、口に含んだ際にじゃがいものホクホクとした食感、後味になめらかな食感を感じられるように仕立てている。

 

また、セブンプレミアムゴールド「金のハンバーグ」は、粗挽きカット肉を加えて肉粒感が向上したタネを、鉄板で焼いた後に蒸し焼きに。専門店同様の手順で香ばしく焼き上げている。

 

同社では今後も商品の見直しを実施していく予定で、「今後も多様化するニーズに応え、安全・安心で健康や環境にも配慮した商品開発に挑戦し続け成長を目指したい」(広報センター)としている。

セブンカフェのホットコーヒーはタンザニア豆の比率をアップ
セブンプレミアムの「ポテトサラダ」
セブンプレミアムゴールドの「金のハンバーグ」
セブンプレミアムフレッシュの「生アトランティックサーモン」
セブンプレミアムライフスタイルの「レディースフランネルシャツ」