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介護老人保健施設「ヴェラス八軒」が4月1日にオープン

JR札沼線「八軒駅」から徒歩5分のところにある「ヴェラス八軒」

札幌市内を中心に10カ所の有料老人ホームなどを運営する光ハイツ・ヴェラス(本社・札幌市、森千恵香社長)。同社11施設目となる「ヴェラス八軒」が4月1日にオープンした。

「ヴェラス八軒」(札幌市西区八軒6条東4丁目)の前身は医療法人社団ひこばえの会(本部・恵庭市、西部正泰理事長)が運営していた介護老人保健施設「八軒みどりの園」。ひこばえの会は3月に同施設を札幌や仙台、川崎、横浜で歯科診療所などを運営する医療法人天馬会(本部・神奈川県横浜市、萩村栄一理事長)に事業譲渡。光ハイツ・ヴェラスは天馬会と業務提携し、同施設を「ヴェラス八軒」に変え、新たなスタートを切ることとなった。

光ハイツ・ヴェラスは札証アンビシャス上場企業で1987年の設立以来、北海道における有料老人ホーム業界の先駆け的存在。35年の運営実績を持ち、現在は札幌市内に介護付有料老人ホーム6施設、住宅型有料老人ホーム2施設、小樽市ではサービス付き高齢者向け住宅1施設、通所介護事業所1所を運営している。

役員陣の多くに医師や看護師といった医療関係者が多いことから、医療面でも高い評価を得ている。

「天馬会さんは仙台市でマッサージ治療院も運営されており、口腔機能管理と身体機能管理との両輪で全身機能管理の改善に努められています。この度の業務提携により、両社が協力することで〝健康長寿社会〟の実現に寄与できればと思っています」と森社長。

今後は介護サービスの合同研修、新たな高齢者住宅の共同開発なども手掛けていきたいとしている。