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プレスタ

9月に完成した新築企画物件

隙の無い企画で資産家・投資家から厚い信頼を獲得

〝量より質〟を追求し、優良な新築物件を企画する「プレスタ」。今年は札幌市内に7棟の賃貸マンションを供給した。

企画は土地選びを重視して綿密にプランを練る。駅に近づくほど地価は高くなり、利回り確保が困難となるが、同社では条件に合う土地を厳選し、表面利回り7%を基準として販売している。
「当社で新築企画に関わる社員は私含めて2人のみ。口コミや紹介で顧客を増やしているため、広告宣伝費や営業経費は極めて少なく、販売価格を大幅に抑えることが可能」と大江建社長。

設定家賃を上げれば机上の利回りは向上するが、大江社長は「相場と乖離かいりすると2〜3回り目で入居者募集に困るのは明白。また、家賃の値下げ履歴は、売却の際にも不利になります。無理のない家賃設定で目減りを最小限に抑えることが出口戦略においても重要です」と話す。

30〜40代の若い資産家や実業家が顧客の大半。数字に〝シビア〟な彼らを納得させる現実的かつ隙の無い企画力こそ、同社最大の持ち味といえる。
完成後の管理も代行しており、管理部門設立から4年半で管理戸数は約1700戸。月に2度行う「空室会議」なども奏功し、入居率は常に98〜99%を維持している。

入居者に人気の設備を積極的に導入