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ジェネシス

多種多様な車両を揃える

リスクの分散で堅調な業績。中部エリアへ進出も

建築資材や精密機械、音楽イベントなどに使用するスピーカーや部材、さらには野菜や魚介、引っ越し荷物に至る多様な運搬を担っている「ジェネシス」。2017年設立の新鋭企業だが、大手輸入ハウスメーカーの道内の資材輸送を100%担うなど、大手企業からも厚い信頼を獲得。取引先は150社を超え、運送エリアも日本全国を網羅している。
4〜10トンのクレーン車やウイング車、冷凍車など多種多様な車両を揃える。今年も新車を増車し、保有車両を拡充中だ。また、6月には新社屋を建設。車両の販売事業へも参入し業容を拡大している。まさに〝勝ち続ける企業〟だ。
堅調な業績について法島直人社長は「当社は特定の輸送物に特化した輸送はせず、多様な輸送物を偏り無く運んでいる。例えばコロナ禍でイベント部材は全く動かなくなりましたが、感染拡大後すぐに巣ごもり需要を見据え、雑貨や飲料の輸送にシフトしました。特定の荷物に限定せずリスク分散することにより、売上は前年度の1.7倍に伸びています」と話す。
20年11月にはインターネットを活用したクラウド型デジタルタコグラフ(運転記録計)を導入。位置情報や走行履歴、ドライバーの日報をはじめ、社内作業員の日報までをオンラインで一元管理している。業務のすべてをオンライン上で管理することで車両の状態を24時間〝見える化〟し業務の効率化と安全性の強化を図っている。こうした取り組みが従業員のストレス軽減にもつながり、多くの若手や女性ドライバーが活躍。その評判は口コミやSNSで広がり、人手不足の業界にあっても車両の納車を待つ新入社員もいるほどだ。

「現在、中部エリアの営業を強化するため愛知県の拠点設立の計画も進行中です。北海道と沖縄の中間地点である中部地方にドライバーの休憩地を設ける目的もある。また、北広島市内に倉庫を新設し、預かりから選別、配送までを一貫して行える体制を整えていく」と法島社長は力を込める。

法島直人社長
6月に北広島市内に新社屋を建設
大型モニターで運行管理もおこなう