財界さっぽろ 2018年3月号のさわり

財界さっぽろ 2018年3月号

特集・コンサドーレ いざ、未知の領域へ 全38ページ

昨季は「J1残留」という最大のミッションを成功させた。今季は、名将のミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招き、チームが大きく進化する予感がする。開幕直前特集では、都倉賢選手と稲本潤一選手、横山知伸選手と進藤亮佑選手の対談。チャナティップ選手、白井康介選手のインタビューなどを掲載。沖縄キャンプを密着したスポーツライターの分析は、ファン必読だ。「特別版・砂川誠のコンサの深層」ではラモス瑠偉氏が登場。

ジャパンライフ元役員が札幌で仮想通貨マルチ商法

仮想通貨・MEMの580億円流失が世間をにぎわせているが、流行を利用し、マルチ商法を展開した業者が札幌にある。「48ホールディングス」がそれ。同社は公開予定とした「クローバーコイン」の勧誘をおこない、不実告知などを理由に昨年10月に行政処分を受けた。ところで、この会社の社長に一時、磁気ネックレスなどのマルチ商法で問題視された「ジャパンライフ」の元役員が就いていた。一体、どんな接点があったのか。

「まだやりたいことが…」道庁OBざわめかせた高橋はるみの“5選発言”

5選への意欲を燃え立たせる高橋はるみ知事は、1月12日、道建設部OBの新年会に出席し、「5期やるなら12月ぐらいに表明したい」と発言。「いい人がいたら譲る」とも言っているものの、踏み込んだ内容に道OBたちはざわついている。一方、自民党内部には「5選は長すぎる」という意見も少なくなく、知事選を巡るパワーゲームが早くも本格化しそうだ。

特集・馬産地バブル到来!“日高が華麗なる復活”

いま、道内でアベノミクスの一番恩恵を受けているのは、馬産地・日高かもしれない。かつての不況がどこ吹く風。サラブレッドが売れに売れているのだ。2017年、日高軽種馬農協が主催するセリ取引総額が、ついに100億円の大台を突破した。復活の要因を探ると、景気回復以外の要因もあった。「メイショウ」の冠名で知られる馬主・松本好雄氏を始め、日高を愛する馬主の落札総額ランキングも掲載。

立憲民主党代表・枝野幸男インタビュー “永田町論理”を反省、単独で安倍政権に対峙する

昨年の衆院選で結党からわずか20日間の立憲民主党が、野党勢力の中で大きく伸びた。「希望」との合流を否定し、筋を貫いた枝野幸男代表はインターネット上で「エダノン」と呼ばれ、人気を博した。野党第一党としてどう自・公政権と向かい合い、どう戦うのか。野党再編の可能性はあるのか。枝野代表が通常国会の合間をぬって、本誌のインタビューに応じた。

アメリカ「WST」と提携 “十勝のグーグル”を目指す勝毎

「社員には『十勝のグーグルを目指そう』とハッパをかけています」と話すのは、十勝毎日新聞社のトップだ。2月1日から勝毎の電子版で「ウォール・ストリート・ジャーナル」の日本語版が読めるようになった。勝毎は地方紙の中で、いち早くデジタル化に取り組んできた。紙媒体離れが進む中、どう勝ち残っていくか。努力を積み重ねていった先に、アメリカのクオリティーパーパーとの提携があった。

空港民営化ウラ話を洗いざらい 東急電鉄が漏らした道庁の意向

「知事サイドから、HKK(北海道空港)に対抗する形で(空港民営化に)手を上げてほしいと言われた」――そんなウラ話を、東京電鉄の首脳がHKKの取締役会議の中でしたという。道庁とHKKは以前から、ことある毎にぶつかってきたが、空港民営化の受託を目指すHKKを潰そうという意図を道が持っていたことになる。道内7空港の一括民営化は大事業。それだけに、いろんな思惑が絡む。新聞・テレビが報じない裏舞台を明かす。