月刊「財界さっぽろ」

2023年5月でテナント契約終了?ピヴォ(札幌)閉館の気になるタイミング

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大通地区の札幌駅前通沿いにあるPIVOT(ピヴォ) ©財界さっぽろ

「4丁目プラザ」の閉館とともに、隣接するファッションビル「PIVOT(ピヴォ)」の再開発にも注目が集まっている。4プラが1月末をもって、閉館したことに伴い、入居していた複数のテナントがピヴォへの“引っ越し”を決めた。しかし、頭を悩ませる問題がある。テナント関係者は明かす。

「ピヴォとの定期借地権契約は2023年5月までとなっています。だから、またすぐに移転先を探さなければならないんです」

 ピヴォと周辺のビル3棟は19年、大阪を中心にビル賃貸業を営む老舗企業「ダイビル」が取得。道内で初めて所有する物件となった。同社はビル3棟での再開発を計画し、早ければ26年中の開業を目指すと発表していた。

 本誌ではダイビル札幌事業部に閉館の“タイミング”について取材を入れた。その回答は。


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