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雪国物語

ヒートマップ分析の一例。マウスの動きをサーモグラフィーのように表示

優良ITツールを道内に。アナログとの融合で最大効果を追求

デジタルとアナログを融合した独自のマーケティングソリューションを提供する「雪国物語」。

宮成秀治社長は大学卒業後、SEとしてシステム構築に携わり、その後セールスフォース・ドットコムや日本オラクルに勤務。数多くの企業のIT化、DX化を支援してきた専門家だ。

「首都圏の優れたIT技術を道内の生産者や企業にコーディネートするのが私の役割です」と宮成社長。

7月からは東証グロースに上場するIT企業、グラッドキューブ(本社・大阪府)のセールスマネージャーも兼務。グラッドキューブ独自のサイト解析技術「ヒートマップ分析」を道内に普及させていく。

「サイト訪問者が何に興味を持っているのかが解析でき、より訴求効果の高いWEBサイトを構築できます」と宮成社長。自社で運営する海産物のECサイトでも同ツールを活用し、販売数の増加につなげる予定だ。

このほか首都圏のWEBマーケティング企業やデザインファームなど複数社と提携し、「売り上げを伸ばしたい」「既存事業を再生したい」「新規事業を立ちあげたい」などのニーズに応じて提携各社のソリューションを組み合わせ、さまざまな業界の課題を解決している。

また、ITに〝偏らない〟のも同社ならでは。依頼主の商材やサービスによっては、イベントや催事による販促活動も展開。さらにはブランディングの一環として、短編映画やYouTube配信なども企画している。

例えばタレントの手越祐也さんやローランドさん、AKB48の坂口渚沙さん、格闘家の武尊さんなど、著名人を起用したプロモーションも数多く企画。インフルエンサーによるバイラルマーケティング(口コミ)も駆使し、〝バズる〟きっかけを創出している。

なお、各種サービスは成果報酬型も用意し、イニシャルコストを大幅に軽減。個人事業主や中小企業でも利用しやすいと好評だ。

宮成社長は「対消費者や対取引先だけでなく、採用活動もすべて〝見せ方次第〟です。何でもご相談ください」と呼びかける。

宮成秀治社長
東京で開催した販促イベント