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北海道コンフェクトグループ

パッケージデザインには版画家・大谷一良氏の作品を採用

「SNOWS」を強化。北海道を代表するお土産に

22年10月、「きのとや」「千秋庵」などの持株会社として設立された「北海道コンフェクトグループ」。その1つである「COC」が展開するのが、冬季限定のスイーツブランド「SNスOWSノー」だ。

中でも人気は「スノーサンド」。なめらかな口どけの生チョコレートをカリッとしたラングドシャクッキーでサンドした。生チョコレートには、冬に放牧した牛の生乳を使っており、濃厚で風味豊かな味わいが特徴。

長沼真太郎社長は「200度に熱した鉄板でつくる〝挟み焼き〟により、カリッとした食感を実現しました。大量生産が難しいため、製造数に限りがありますが、今後は生産能力をあげるため、機械の改良にも取り組んでいきます」と語る。

道内では現在、新千歳空港の土産店3店舗で販売中だ。1月18日からは大丸札幌店のほか、全国各地の百貨店に期間限定で出店する。

また、「SNOWS」のLINE登録者のみが利用できるオンラインストアでは、開店から1〜2分で完売するほど好評。22年の冬は380万個の売り上げを見込んでいる。

北海道土産としての人気度も高まっている。新千歳空港内の「ANA FESTA千歳ロビー店」の月間売上ランキングでは21年2〜3月の期間に1位を獲得した。

「味からもパッケージからも北海道の大自然の情緒を感じてほしい。ラインアップも増やし、今までにない世界観を持つブランドにする」と長沼社長。

新たな食感の「スノーサンド」
新千歳空港3店舗で売れ行きが好調
新千歳空港限定パッケージ