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玄米酵素

鹿内正孝社長(左)と玄米酵素の製造を担う真山政文コーケン社長

第2創業期に突入。健康で幸せな社会の実現に挑戦

1971年、創業者の岩崎輝明氏が病弱だった自身や家族を救った「玄米酵素」の普及を決意。以来、〝食の改善で真の健康を届ける〟という使命の元、食生活への啓発活動を続けてきた。主催する健康・食育セミナーの年間参加者は対面開催5万人、オンライン開催1万8000人にのぼる。医療関係者の参加も急増している。

主力商品の「ハイ・ゲンキ」シリーズは、現代人に不足する玄米の栄養素をまるごと摂取できる発酵食品。このほかにも22年10月には研究を重ねてきた新種玄米「ハイ・ゲンキの故郷(さと)」を発表。簡単に炊けてモチモチ感があり、冷めてもおいしいと好評で、当別町の全小中学校に学校給食としても提供され、栄養教諭らと協力し、子どもたちの食育にも貢献した。

発案から10年をかけ、23年秋には本格的な販売を予定している。

創業50周年の節目を終え、新たな年は第2創業期に突入。スローガンの「玄米酵素人ビジョンNEXT50」に掲げた「医療」「食」「教育」「農業」「自然」の分野から、健康で幸せな社会づくりへ貢献にまい進する。

鹿内正孝社長は「変わらぬ理念を実現するためには、我々が変化し続けなければならない。これから50年もさまざまな挑戦を続けていく」と未来を見据える。

玄米酵素「ハイ・ゲンキ」シリーズ
22年10月に発表された新種の玄米「ハイ・ゲンキの故郷(さと)」