EVや太陽光など次世代エネルギーの分野が伸長

看板や外装パネルなど屋外広告の企画と製作が主業。業界団体では道内のトップを務める。トレンドやデジタルサイネージなどの先進技術も先駆けて取り入れており、外資系自動車ディーラーから多くの依頼が舞い込む。

「20代の頃に飛び込み営業したのが始まりです。高品質で低価格な施工が評価された」

現在は、日本国内のフォルクスワーゲン全250店舗のリニューアルを手掛けたほか、22年からはアウディのオファーを受け、EV（電動自動車）向け充電用設備のデザインと製作を任された。今後国内200カ所に設置される予定だ。

一方で、安定した収益確保とリスクヘッジの観点から不動産や飲食、太陽光発電事業と多角化も推し進める。

「22年は太陽光が伸長しました。日本に参入する中国の電動自動車メーカーからの業務も受託できた。23年は次世代エネルギーと歩みたい」