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大型プロジェクトがスタート。道外進出にも成功

(せお・ひろし)1988年札幌市生まれ。道内のエネルギー関連会社へ勤務の後、15年ヒロエナジー設立。現在はヒロエナジーのほか、グループ会社4社の代表も兼務する。

瀬尾 浩史氏 ヒロエナジー社長

太陽光発電事業で、成長を続けるベンチャー企業の陣頭に立つ。野立て太陽光の施工販売は年間150件以上と、道内トップシェアを誇る。

22年は活動エリアの拡大に成功。11月には仙台支店を開設し、本格的に道外へも進出していく計画だ。

大規模なプロジェクトも動き出した。勇払郡むかわ町で、農業用垂直型両面発電パネルの実証実験がスタート。太陽光パネル製造の世界大手「ルクサーソーラー」(本社・ドイツ)や国内大手総合電機メーカーとの協業で取り組んでいる。

新年の4月には、岩見沢市でも同様の実験が始まるほか、東京都の教育機関と産学連携で、札幌市北区篠路でも実験を進めていく。

「23年は各自治体のゼロカーボン化が一気に進むことが予想されます。官公庁とも提携し、太陽光発電企業としての役割を全うしていく」