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札幌を拠点に風力発電から新幹線工事まで対応

(うえむら・まさと)1980年千歳市生まれ。96年苫小牧工業高校卒業、19年電材重機入社、副社長を経て21年から現職。

上村 正人氏 電材重機社長

日本を代表する重機リース会社。21年から舵を取る。就任後に室蘭市から札幌市に本社移転し、業務の効率化も図っている。

「人材採用にも効果があった。札幌近郊からの応募が増えています。関連会社の電材運輸も一部の機能を札幌に移す計画です」

得意とする風力発電所の建設では、22年も道内各地で受託。23年は北海道新幹線の高架工事の受注が見込まれるなど、道民の新たなインフラを担う。

また、登別市内に1万平方㍍の工場跡地を取得した。重機用の倉庫に転用し、23年春の稼働を目指している。

「重機は〝青空駐車〟が基本ですが、資産価値の観点からは屋根付き保管が望ましかった。国道235線沿いで現場へのアクセスも迅速になる」

さらに新たな年はISO45001を取得予定。働き方改革も本格化する。