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BtoB向けWeb受発注サービスが好評

ECサイトのトップ画面。さまざまな業態に対応するシンプルなつくりとなっている

「NECソリューションイノベータ」(本社・東京都江東区、石井力社長)のBtoB向けWeb受発注サービス「NEC 中・小規模向けEC基盤サービス」が好評だ。11月16日には無料オンラインセミナーも開催する。

近年、BtoBでの受発注では、ECサイトや専用のシステムを活用するケースが増えている。しかし、実際にそれらを運用できているのは大企業がほとんど。中小企業は人手不足や技術力、コスト面などで導入まで至らないというのが実情だ。

 

一方で、従来の電話やFAXによる注文は受注ミスを発生させていた。

この中小企業の悩みを解決するべく開発されたのが、2018年にリリースされたBtoB向けWeb受発注サービス「NEC 中・小規模向けEC基盤サービス」。卸売業や製造業をはじめ、さまざまな業態で使用できるデザインと、シンプルな操作性で注目を集めている。

全国にITソリューションを展開する「NECソリューションイノベータ」が開発を手がけ、道内では北海道支社(札幌市北区北8条西3丁目28)が提供を行っている。

 

北海道支社の中島大介氏は「システム構築やサイト運用など、さまざまなサービスを提供するNECグループの強みを生かし、使いやすさに配慮したシンプルな設計にしています。入力項目も少ないので、パソコンに不慣れな人でも利用しやすい。また、ちょっとした疑問や売上に関するお悩みなどにも柔軟に対応し、お客さまに満足いただけるようなトータルサポートをしています」と語る。

 

導入期間は約2カ月で、この間に商品の登録やカテゴリー、バナーの設定、取引先への周知を行うなどができる。気になるコストは初期費用が8万円(税抜)で、維持費も月額4万円(税抜)と手頃だ。また、顧客の要望に合わせてカスタマイズにも対応。費用は別途見積りが必要となる。

「今までの受発注業務に少しでも課題を感じている中小企業さまにぜひ導入してほしい。受注ミスやスタッフの作業時間を軽減することができます。本来の業務に集中できるので、生産性も向上します。発注者側も24時間注文ができるというメリットがあります」と中島氏。

問い合わせはサービスサイト(https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/ec/)まで。

また、11月10・11日に札幌市白石区の「アクセスサッポロ」で行われる「北のITシーズフェア(同時開催:ビジネスEXPO)」にも出展する。

さらに、同16日には同サービスの概要説明やデモンストレーションなどを行う無料オンラインセミナーを開催する。参加申込はイベントサイト(https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/event/20221116.html)まで。

スマートフォンのトップ画面
中島大介氏