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にひら歯科医院

仁平 隆 院長
にひら・たかし/1989年岩手医科大学歯学部卒業後、札幌市内2カ所のクリニック勤務医を経て、93年にひら歯科医院開業。

長引く口内炎に注意。保険適用で口腔がん検査を実施

頬の内側の粘膜部や歯茎、舌などにできものが生じたことはあるだろう。その多くは口内炎で、軟膏の塗布やレーザー照射で治療するケースが大半だ。

しかし、仁平隆院長は「2週間以上治らない場合は、口腔がんの可能性もあります。当院では保険適用の細胞診検査を行っていますので、ご利用ください」と呼びかける。

検査は簡単かつスピーディー。口腔内の粘膜を検査用のブラシで軽く摩るだけで、痛みはほぼない。検査費用は3割負担の患者なら約1000円。わずかな費用で大きな安心を買える。

採取した粘膜細胞は、提携する「北海道口腔病理診断所」が診断し、1週間ほどで結果が出る。
「がんではなく、ただの口内炎であっても食事の際に痛みを伴うなど生活の質は低下します。長引く口内炎には『高濃度ビタミンC点滴療法』を提案しています」と仁平院長。

こちらは自費診療となるが、口内炎の治癒促進だけでなく、歯周病予防や免疫力向上など全身の健康維持・向上も期待できる。点滴のみの通院も可能だ。

リラックスした状態で点滴が受けられる