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大川原脳神経外科病院

救急医療から在宅医療まで脳疾患患者をサポート

脳神経疾患の救急対応から在宅支援まで担う

脳卒中などの脳神経疾患の治療で西胆振の地域医療に貢献するのが「大川原脳神経外科病院」だ。

室蘭市を拠点に急性期から回復期リハビリ、在宅支援まで網羅した幅広い医療体制を構築して、患者の迅速な社会復帰を支えている。

特に救急患者は365日24時間体制で受け入れている。手術実蹟も2021年は215件(うち血管内手術は73件)を数える。

検査や治療機器の導入にも積極的で、3床の脳卒中ケアユニットを胆振・日高管内で初導入したのに加え、映像をリアルタイムで3D化できる血管撮影装置などさまざまな設備を備える。

回復期リハビリでは、患者のQOLの向上のため道内で初めて導入した上肢訓練支援ロボットや免荷歩行路やロボットスーツなどを活用。在宅支援では、さまざまな医療、福祉サービスを提供する「在宅センターことぶき」などと連携する。

また、スタッフの働き方改革が治療の効率化や迅速化にもつながっている。

●診療科目

脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科

●診療時間

月〜金 8:30〜11:30、13:30〜16:30
土 8:30〜11:30

●休診日

日曜・祝日(救急は24時間365日体制)

上肢訓練支援ロボット免荷歩行路
ロボットスーツによるリハビリ