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YOHAKU Office

「芸森ワーサム」のインスタグラムのプロフィール画面。同社が運営を担う

〝目的〟と〝手段〟を捉えて顧客のブランディングを向上

2020年の創業。SNSプロモーションなどを駆使したブランドマーケティングを主軸とするYOHAKU Officeは「全てのビジネスにヨハクを。」がコンセプトだ。

自社でデザイナーやマーケターを抱え、ワンストップかつスピーディにブランディングの向上を提案している。

業界に先駆けてサブスク型の契約体系を採用。「本来、制作物に定価はない。広告運用コンサルタントも請け負うことが多いため、定額料金の方がいいと考えました」と庄司健太郎社長。顧客からは「追加料金もなく使い放題で低負担」と好評を得ている。

本社は東京だが、庄司社長が北海道出身で道内企業とのつながりも強く、顧客の約半数が道内だ。21年8月には、留萌市からインスタグラムの運用や、ふるさと納税に関するPR業務を受注。さらに、11月には札幌アートビレッジ内「芸森ワーサム」(札幌市南区)のPR業務全般も請け負った。同施設ではホテルやサウナの建設が目下進行中だ。

一方、同年12月には、日本の伝統芸能や文化を世界に発信する自社メディアサイト「クオン」を開設。オリジナル商品の開発や、後継者不足に悩む伝統文化と人材のマッチングシステムの構築も目指す。

また、今年4月に札幌支店(札幌市西区)を開設したことで新規顧客の獲得が加速。これを皮切りに、道内の事業を拡大し5年を目処に子会社設立を計画している。

庄司社長は「当社の理念は〝伝えるを『ツタワル』に、 価値を『カチ』に。〟です。誰かが大切にする価値を伝えるのが仕事。顧客の〝目的〟と広告の〝手段〟を的確にパッケージ商品に落とし込んでいくことが必要です。また、社名のYOHAKUは『余裕』や『遊び心』という意味です。会社員時代に、仕事に追われて体調を崩した経験から命名しました。携わった企業の遊び心を作る手伝いをすることが当社の基柱です」と揺るがない信念を話す。

庄司健太郎社長
自社メディアサイト「クオン」のトップ画面