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全日計

落雪によって屋外配管が破断した例

屋外配管を地下に埋設。雪害事故を防止する

ガソリンスタンドの地下に埋設する燃料貯蔵用タンクの設計・施工、保守業務を担う「全日計」。「出光昭和シェル」や「ENEOS」などの地下タンクも数多く手がけている。

屋外に設置された重油や灯油タンクの配管を地中に埋設する工事の依頼も増えている。その理由を渡邊隆臣社長は「雪の重みや落雪で配管が破損し、油が漏洩する事故が相次いでいます。暖房や給湯に支障が出ますし、土壌汚染による賠償責任も問われます。多くの企業がリスクヘッジとして配管の地中化を検討しているようです」と説明する。

改修費用は地上に露出している配管の長さや本数によって変動するが、数十万円〜500万円程度で収まるケースが多い。

工場や商業施設、ホテル、一般住宅など大小さまざまな工事に対応。また、汚染土壌の浄化作業も手がけており、予防から事故処理まで任せられる。

渡邊隆臣社長