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札幌北商標法律事務所

川上大雅弁護士は道内の大学で講師も務める

知的財産専門の法務サービスで、商標権や著作権を防衛

知的財産権とは、アイデアや創作物に対する権利。特に「商標権」は、サービス名やデザインの類似によって企業間でトラブルに至るケースが増えている。

道内では珍しく知的財産を専門的に取り扱っているのが「札幌北商標法律事務所」だ。代表の川上大雅弁護士は弁理士の資格も有しており、事前調査や商標などの登録手続き、紛争解決までの法務サービスをワンストップで提供している。

川上弁護士は「訴訟になると企業のイメージダウンは避けられません。仮に販売差し止めや損害賠償に至れば、企業がこれまで築き上げた歴史や伝統など全てを失ってしまうこともあります」と話す。

トラブルを避けるには、名称などが商標に触れていないか専門家にチェックを依頼する必要がある。

「商標権の訴訟では『悪意がなかった』『知らなかった』は通用しません。特に新商品を市場に投入する際には確認を」と川上弁護士。

また、若手クリエイターを守るため「著作権」の分野で札幌市立大学や札幌学院大学、北海道教育大学岩見沢校で講師も務める。

「最近ではインターネット上の悪質な口コミの削除やSNSの中傷の対応にも力を入れています。ご相談ください」と川上弁護士。