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武ダホールディングスが創業10周年記念式典を開催

左から佐藤信明北海道信用金庫理事長、兼間祐二北海道銀行頭取、高木宏壽復興副大臣、武田幹郎社長兼CEO、津山博恒北洋銀行頭取、船橋利実総務大臣政務官

札幌と東京の2本社体制を敷く「武ダホールディングス」(武田幹郎社長兼CEO)の創業10周年記念式典が4月26日に開催。道内3金融機関のトップなど550人が集まった。

 2014年に経営コンサルティング会社として創業した武ダホールディングス。地場企業を救済する支援成長型M&Aにより現在、建設や保育関連など「ひとづくり」「まちづくり」に関わる全16社、社員数450人でグループを構成する。24年7月期の連結で売り上げ130億円を見込む。

 成長著しい同社とあって、4月26日に札幌パークホテルで行われた式典には550人が出席した。津山博恒北洋銀行頭取、兼間祐二北海道銀行頭取、佐藤信明北海道信用金庫理事長の道内3大金融機関のトップが顔をそろえたほか、高木宏壽復興副大臣、岩本剛人自民党副幹事長、船橋利実総務大臣政務官も駆けつけるなど盛大な式典となった。

 創業者でグループの総代表も務める武田幹郎社長は、学生時代にM&Aが社会課題である後継者不足や少子高齢化の解決につながると確信。父が経営する塗装会社に入社後、同社を総合建設業へ事業拡張(現・武ダ技建創)し社長に就任。そこで得られた信用と資金を生かし武ダホールディングス創業後は数多くのM&Aを陣頭指揮してきた。

 武田社長は「今後は札幌市内に新たな自社ビルを建設するとともに、首都圏でのM&Aや不動産投資も拡大する。44年に社員2500人、売り上げ1000億円を目指す」と語った。