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ソニック

「あおいシリーズ」を札幌市内に8施設展開

看護小規模多機能型居宅介護に特化

〝地域社会の発展、そして福祉の増進に貢献するために〟が理念の「ソニック」。札幌市内で住宅型有料老人ホーム「あおい」シリーズを展開している。8施設を運営しており、直近では昨年9月に「あおいもみじ台北館」(札幌市・厚別区)、同10月には「あおい北47館」(札幌市・東区)を開設した。

同シリーズは、看護小規模多機能型居宅介護に特化しているのが最大の特徴。訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせたサービスとして、入居しながら「通い」サービスや訪問介護・看護が受けられるほか、短期の宿泊にも対応している。

こうした複合サービスにより、医療依存度の高い人や退院直後で健康状態が不安定な人、さらには、一般的に入居が難しいとされるパーキンソン病患者も受け入れている。在宅での看取り支援も行うなど、多様なニーズに応えている。

また、すべての施設は駅から徒歩圏内で、入居者の家族も通いやすい。こうした面も同社が選ばれる理由となっている。

「運営する訪問看護ステーションは1拠点ですが、年内に新たなステーションを開設予定で、看護小規模多機能型居宅介護としての体制強化を図っていきます。事業を通じて地域貢献の一助になれば」と櫻井利行社長。

開放感がある内観も人気の理由