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トップ交代、将来を見据えた受け入れ体制を構築

(のぐち・としひで)1977年、登別市出身。産能大学経営情報学部卒。01年に野口観光入社。17年から副社長を務め、22年6月から現職。

野口 和秀氏 野口観光グループ社長

「このタイミングでまさか…というのが率直な思いでした」

22年6月、道内旅館・ホテル業界最大手のトップが交代。2代目の現会長・野口秀夫氏からの突然の後継指名だった。新社長の責務は経営における〝守り〟の部分だ。 

「22年10月には洞爺湖温泉の『TOYA乃の風リゾート』を新装開業しました。今後はリーズナブルなホテルの部分的なリニューアルなどを行いながら、魅力をさらに高めていきたい」

新型コロナウイルスの感染拡大で、観光業界は未曾有の逆風が吹いた。

それでも、長年にわたり取り組んできた地域、客層の分散が功を奏し、業界の危機に対応した。22年秋からは国の支援事業も再スタートし、反転攻勢の時を迎えている。

「新たな年は当グループの将来を見据えた受け入れ体制構築の元年と位置づけています」と力を込める。