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新中期経営計画で、より筋肉質な企業を目指す

(せき・たかひろ)1975年、帯広市生まれ。北海学園大学卒。中道機械での勤務を経て09年に入社。総務部長、常務、専務などを歴任して22年3月から現職に。

関 崇博氏 中道リース社長

22年に創業50周年を迎えた独立系リース会社。会長に就いた父・関寛氏から3月にバトンタッチ。ほぼすべての業務を引き継いだ。道外にも顧客が多く、国内各地に足を運び、懸命に仕事に当たる。

22年12月期の売上高は前期比8%増の425億円を予想。急激な円安傾向、ウクライナショックといった激変の1年だったが、新社長としてしっかり着地させた。

リース分野は中長期の契約が多く、新規受注の効果が後年に続くビジネス。売上増は次年度以降のベースの厚みが増したと言える。

23年12月期からスタートする中期経営計画では「将来的な金利の上昇局面を見据え、より筋肉質な企業にしていきたい」と指針を示す。

まだ公にはできない段階だが、企業内に蓄積された経験値を生かした新たな事業の展開も構想。新年に期待がかかる。