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サツドラが続ける「そらぷちキッズキャンプ」支援

「そらフェス」で行われた贈呈式での記念撮影

サツドラホールディングス(本社・札幌市、富山浩樹社長)は、さなざまな形で「そらぷちキッズキャンプ」への支援活動を実施している。10月8・9日に行われた「そらフェス2022」では、感謝状贈呈式が開催された。

公益財団法人「そらぷちキッズキャンプ」は、2009年に滝川市(江部乙町丸加高原)に日本ではじめて作られた難病とたたかう子どものための医療ケア付き自然体験施設。国際的キャンプ団体シリアスファン・チルドレンズネットワークのプロビジョナルメンバー(準会員)にも登録されており、世界で16番目の公認キャンプ場となっている。

サツドラホールディングスでは、日本チェーンドラッグストア協会の一員として開設準備段階の07年から寄付を実施。富山睦浩特別顧問ファウンダーが同協会の理事やSDGs推進委員でもあることから、09年からは単独での寄付も行っている。

その後も同社の支援活動は寄付以外にも多角的に発展し、店頭での募金箱設置やポスター掲示のほか、取引先と一緒にサツドラ店頭において寄付付きキャンペーンの開催、取引先に呼びかけて独自の支援や施設への賛同を募るといった活動も実施している。

今年も8月に東京ビックサイトで行われた「第22回ジャパンドラッグストアショー」で、協賛出品によるチャリティーオークションを実施。また9月10・11日には、3年ぶりにリアル開催され約1万1000人を集めた「サツドラFES2022」で、そらぷちキッズキャンプブースを開設し、周知拡大の取り組みも支援している。

さらに21年12月に創業50周年を迎えたのを機に、記念の寄付を実施。今夏に行われた同社の取引業者の集まりである「はとの会」で寄付金の目録が手渡された。

このような多面的な支援活動に対して、10月8日と9日に行われた「そらフェス2022」の贈呈式において、「そらぷちキッズキャンプ」から感謝状が授与された。「そらフェス2022」は、開かれ施設を目指して年1回開催される一般開放イベント。安全衛生上普段は非公開で活動がおこなわれているが、寄付とボランティアの力で建設・運営されている様子が自由に見学できる。

感謝状を受け取った富山特別顧問ファウンダーは「今日は支援活動をしてくれた11社のみなさんが来てくれた。コロナ禍で久しぶりの訪問だが、充実した施設になって驚いた。まだ施設の意義や存在を知らない人も多く、ドラッグストア業界だけではなく、さまざまな業界からも応援してほしい」と挨拶した。

創業50周年記念の寄付。左から富山浩樹社長、佐々木健一郎そらぷちキッズキャンプ執行理事、富山睦浩特別顧問ファウンダー
「サツドラFES」でブースを開設し周知の拡大に協力した