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広信工業

最大積載量10トン100を確保したテレスコ式リヤダンプ。CO2削減にも一役買っている

さまざまな項目に取り組み、「SDGs事業認定」を取得

建設業は他業種と比べて環境に大きな負荷を与えているといわれている。資源やエネルギーの消費による温室効果ガスの排出に加え、建設廃棄物は産業廃棄物全体の約20%を占めている。こうした業界の現状に一石を投じているのが「広信工業」だ。

砂や砂利などの骨材販売と運搬を中核に、特別管理廃棄物や産業廃棄物の収集・運搬も担う同社。20年には建設業許可を取得し、土木工事事業へも参入した。業界に先駆けて18年から本格的にSDGsに取り組んでおり、今年1月には日本SDGs協会から「SDGs事業認定」も取得している。

「まずは、できることからやろうと考えた」と話す海老名賢一社長は、保有する全ての車両を排気ガス抑制車両に入れ替えることから始めた。直近でも2月1日にテレスコ式リヤダンプを北海道初導入。この新型車両は、車体の軽量化により最大積載量が一般的なリンク式ダンプの平均8.5トンから10トン以上に拡大。一度に大量の運搬が可能なため輸送効率が格段に向上するうえ、車両数も減少してCO2削減に貢献している。同社では、今年中にさらに4台を配備する予定だ。

取り組むのは環境問題だけではない。ジェンダーレスにも積極的で、業界では珍しく女性社員が20%を占めている。海老名社長は「車両の運転に性別は関係ありません。女性の積極雇用は人手不足解消にも繋がります」と今後もジェンダー平等を進める方針だ。

また、定期的に行う社内講習には社外から特別講師を招いて開催する。安全講習はもちろん「ドライバーの資本は体」という考えから、食事や睡眠などの健康管理講習も行っており、SDGsの項目3番目〝すべての人に健康と福祉を〟や、4番目の〝質の高い教育をみんなに〟も実践している。

「当社では電子決算システムや労務、安全衛生に関する書類をクラウド上で管理するグリーンサイトを導入し、DX化も推進しています。今後、SDGsを取り入れた経営が必須になる。積極的に取り入れていきたい」と海老名社長。

海老名賢一社長
働きやすい職場認証制度登録証書
SDGs事業認定証