アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】大嶋匠選手

感謝の気持ちがこみ上げた初ヒット

ロッカーで谷口選手から祝福

斉藤 まずは昨日(取材日・6月1日)の初ヒットおめでとうございます。

大嶋 ありがとうございます!何とか早く1軍で一本打ちたかったので、ホッとしました。何よりも札幌ドームで打てたのがうれしかったです。

斉藤 代打での出場でした。名前がコールされたとき、ひときわ大きな歓声があがりました。

大嶋 ありがたかったです。熱い応援に感謝です。

斉藤 あのヒットで打線がつながり、試合の流れが一変しました。ムードメーカー的な役割を解説者の建山義紀さんが評価していました。初ヒットの瞬間、ベンチも大盛り上がり。愛されキャラなんですか。

大嶋 そうなんですかね。チームメートはみんな、いい人ばかりなので、本当によくしてもらっています。

(田中)賢介さんにはよくバッティングの話を聞いています。いろいろと教えてもらえるのでありがたいです。状況に応じたバッティングなど、賢介さんの打撃を理想としています。

ダイさん(陽岱鋼)は入団したときからよく気にかけていただいているので、頼もしい先輩です。

斉藤 谷口(雄也)選手と仲がいいですよね。ツイッターなどではよくツーショット写真がアップされています。

大嶋 プロとしては谷口が上になりますが、年齢は3歳下です。谷口は気を使ってくれるタイプなので、一緒にいると楽ですね。

斉藤 初ヒットを谷口選手も喜んでくれたんじゃないですか。

大嶋 はい。いま、ロッカーも隣なので祝福してくれました。

斉藤 中田(翔)選手を含めた同学年組の仲はいかがですか。

大嶋 僕たちの学年はチームで人数が少ないんですよ。僕と翔と浦野(博司)と荒張(裕司)の4人しかいないんです。今年、翔と飲みに行ったときに「同学年会をしたいね」と盛り上がったのですが、協調性のない4人なので、たぶん実現しないでしょうね(笑)。

斉藤 大嶋選手は早稲田大のソフトボール部からプロ野球選手になったという珍しい経歴を持っています。1学年上の斎藤佑樹投手とは同窓ですけど、野球部とソフトボール部では在学中の交流はなかったのですか。

大嶋 そうですね。キャンパスも違いましたから。斎藤さんとはファイターズに入るまで面識がありませんでした。いまは地元が同じ群馬ということもあり、斎藤さんに誘っていただき、オフの自主トレを一緒にさせてもらっています。

斉藤 斎藤投手はどんな先輩ですか。

大嶋 マイペースですね(笑)。

斉藤 わたしたちが感じるようなスター性を近くにいても感じますか。

大嶋 そうですね。それに私服がおしゃれです。

斉藤 確かに。以前、斎藤投手とイベントでご一緒したとき、短いパンツで来られて、それがとてもかっこよかったんですよ。

大嶋 そういうのをサラッと着こなすんですよ。

斉藤 大嶋選手は入団したときと比べると、どんどん絞れてきましたよね。

大嶋 はい。入団当初はパンパンでした。小さいころから食べることが好きでしたからね。10㌔以上は減りました。自分としては、このぐらいがベスト体重かなと思っています。(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2016年7月号(6月15日発売)でお楽しみください。


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(おおしま・たくみ)1990年2月14日、群馬県前橋市生まれ。A型。身長180センチ、体重97キロ。右投げ左打ち。早稲田大学卒。11年ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズに入団。中学から大学まではソフトボール部に所属し、ファイターズ加入時には異色の選手として注目を集める。今年5月31日の試合で1軍での初ヒットを記録した。捕手。プロ入り後はファーストにもチャレンジ。背番号66