財界さっぽろ 2019年12月号のさわり

財界さっぽろ 2019年12月号

緊急特集・〝札幌2020〟急転直下のマラソン競歩開催

「東京オリンピックのマラソン、競歩が札幌で実施」――その第一報に多くの道民は驚がくした。IOCの唐突な開催地変更に、小池百合子東京都知事は「合意なき変更だ」と最後まで納得しなかった。変更案を伝えられた東京2020組織委員会の森喜朗会長がすぐに小池知事に知らさなかったことなどから、政界を巻き込んだ〝小池外し〟とのうがった見方も浮上した。実施まで9カ月まで迫り、競技コース、地元の経費負担はどうなるのか、とマスコミ報道は過熱。本誌も緊急特集を組んだ。オリンピックの花形競技を沿道でみられるかもしれないが、受け入れる側の札幌市と道も、もろ手をあげて歓迎ムードではない――〝勝手〟にコース予想、大通公園のビアガーデンはどうなるのか、在京マスコミよる北海道マラソン酷評など、道民目線の切り口でお届けする。開催地変更決定直後の橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック担当大臣への独占インタビューも掲載した。

日本一の旅館が北海道に!?羅臼で噂される加賀屋進出

近年、外国人観光客の間で着実に注目が高まっているといわれているのが、根室管内羅臼町だ。人口4900人の小さなマチ。そんな羅臼町でいま、超有名老舗旅館の進出が噂されている。日本一の旅館と称される加賀屋だ。噂の真相を確認すべく、本誌は当の旅館側、町長に取材を入れた。進出のキーマンとされる人物にも接触したのだが……

学名決定で再燃 「むかわ竜」の名前はもう使わないで!

胆振管内むかわ町穂別で恐竜化石の一部が地元収集家によって発見されたのは2003年のこと。その後、世間では「むかわ竜」の名で浸透した。一方、この通称に意義を唱えていたのが、町外の穂別出身者たち。今年9月6日にはむかわ竜が、新属新種の恐竜であることが明らかとなり、「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名。学名が決まったことで、「むかわ竜」使用中止を求める声が再燃している。

大関・高安と婚約 杜このみ(演歌歌手)幸せインタビュー「愛情が詰まったフルーツケーキに胸キュン」

高安関が演歌歌手の杜このみさんと婚約した。大関を射とめたのは杜さんは札幌出身で、演歌界の大御所・細川たかしさんを師匠に持つ。本誌は杜さんを直撃。10月31日におこなったツーショット婚約会見では語られなかったプロポーズの裏側、師匠への報告の場面はもちろん、幸せいっぱいのコメントが満載だ。

400mm超えで豊平川氾濫!その時わが家は…札幌市全区 洪水ハザードマップ(保存版)

今年10月に台風19号が本州・関東を中心に上陸。広い範囲で大きな被害をもたらしたことは記憶に新しい。気候変動などにより、札幌市をはじめとする北海道にも、いつ集中豪雨や台風が襲来するかわからない。本項では札幌市全区の洪水ハザードマップを見やすくカラーページで掲載。国交省の洪水浸水想定区域図に、札幌市が避難所などの情報を加えたものだ。もし、洪水が起きたら、わが家はどうなるのか。どこに避難すべきなのか。万が一のときに備え、一読してもらいたい。

特集・こぼれた、栄冠 北海道コンサドーレ札幌 ルヴァンカップ準優勝

何度も優勝カップに手が届きそうだった。「2位じゃダメなんです」――そう本誌サポーターも叫びたくなるような結末だった。ルヴァンカップ決勝で惜しくも敗れた北海道コンサドーレ札幌。10月26日の埼玉スタジアム2002に本誌取材班を派遣した。その激闘をグラビアページで回顧。本誌連載「コンサの深層」特別版として、砂川誠さんによる現地レポートも。

特集・北海道の給料最前線

本誌12月号毎年恒例の給料特集だ。道内サラリーマンの懐事情をあらゆる角度から徹底調査。上場企業53社の平均年収から専門家による投資術指南まで。スマホ1台でできる小遣い稼ぎ術、宝くじの高額当選が出た売り場一覧といった〝お金〟にまつわるちょっとユニークな記事も掲載。旭川、釧路、函館、苫小牧、帯広など、地元民が噂する地方都市の〝ご長者〟も紹介する。