「すし善」から独立。本格的な握りを提供

店舗はワンフロアで高級バーのような雰囲気が漂う

 

小平義人店主は「すし善すすきの店」で、16年間研鑽を積んだすし職人。独立して昨年12月1日に「鮨たいら」を開店した。

店舗はワンフロアで10席のカウンターと個室(6席)がある。ビルのエントランスからすぐのエレベーターに乗れば、他店の客と顔を合わせず入店できるなどプライバシーにも配慮されており、貸し切りもできる。

カウンターは、高級店では常識のヒノキの一枚板を用いない。「肩肘張らずに味わって欲しい」(小平店主)という思いの表れだ。

一方でネタにはこだわる。特にマグロは東京都の豊洲市場の鮮魚店「ヤマユキ」から仕入れる。

おまかせコース(1万6000円)は、握りを中心に刺身や焼き物など7~8品が食べられるが「おつまみがほしい」「軽く食べたい」といった予算を含めたさまざまな要望にも応える。

予約制ではないため、仕事帰りや2軒目以降の利用、にも対応する。

小平店主は「〝すし善を超える〟という気持ちでやっていきたい」と意気込む。

営業時間は午後6時~午後11時、日曜定休。

 

小平義人店主は「すし善すすきの店」勤務時はナンバー2の職人だった

シャンパンやワインなど洋酒を豊富にそろえた

 

鮨たいら

札幌市中央区南6西3 AGS6・3ビル3階 ☎011・522・7044