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ANAカードは種類が多く、日常の買い物で貯めたい人と年に数回飛ぶ人とでは、合う1枚が変わります。
年間の決済額が50万円前後なら、年会費とマイル移行手数料の合計が比較項目です。年50万円から200万円までの範囲では、ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードに年間利用額50万円(税込)ごとに500ポイントのボーナスが付きますが、マイルへ移すには2,500ポイント以上が必要です。搭乗ボーナスマイルは、搭乗区間数が増えるほど加算額も増えます。
通常年の獲得マイルは、年50万・100万・200万円でカードごとに異なります。本人だけの場合の固定費は年会費とマイル移行料で、家族カードを使う場合は家族会員1人分の年会費も比較対象です。
入会ボーナスマイルと制度改定中の移行措置は、通常年とは条件が異なります。入会ボーナスマイルは初年度だけの加算で、通常年には含まれません。
家族カードや家族マイルを利用するかどうかでも、向いているカードは変わります。年間の決済額と搭乗区間数が決まっていると、試算表で条件を比べやすくなります。
タイプ別に見た最初の結論

ANAカードは、年間の決済額と年に何回飛行機に乗るかで、選ぶべき1枚が変わります。同じ「ANAカード」でも、年会費が無料のカードと有料のカードがあります。
主な判断材料は、年会費とマイル移行手数料、決済で貯まるポイント、搭乗ボーナスマイルの加算率です。
年間の決済額、搭乗回数、家族利用の有無によって候補が分かれます。
決済が中心で搭乗は年数回の場合
日常の支払いでマイルを貯めるのが主目的なら、一般カードで十分です。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは、いずれも200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
年会費はどちらも初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)です。ANA VISA/マスター一般カードは、マイ・ペイすリボを設定して年1回以上リボ払い手数料を支払った場合、1,127円(税込)まで下がります。
注意したいのは、マイルへの移行レートを上げるときの手数料です。ANA JCB 一般カードの2マイルコースは年5,500円(税込)、ANA VISA/マスター一般カードの2倍コースは年6,600円(税込)がかかります。1マイルコース(通常コース)なら手数料は無料です。
※年会費とマイル移行手数料は、JCBおよび三井住友カードの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
年間の決済額がそれほど大きくない人には、移行手数料がかからないコースが固定費を抑えられる選択肢です。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードの搭乗ボーナスマイルは、どちらも区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の10%で、加算率に差はありません。
決済額が年100万円前後までで、飛行機は年に数回という人に向いています。
搭乗区間数が多い場合
年に何度も飛行機に乗るなら、ゴールドカードが候補になります。搭乗ボーナスマイルが一般カードの10%に対して25%へ上がるからです。
ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、年会費がどちらも15,400円(税込)で初年度からかかります。ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、マイ・ペイすリボの設定と年1回以上のリボ払い手数料の支払いで11,550円(税込)になります。
ゴールドカードは、マイル移行手数料が無料です。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードの高レートコースでは、年5,500円または6,600円の移行手数料がかかります。年会費と移行手数料の合計が比較対象です。
※年会費と搭乗ボーナスマイルは、JCB、三井住友カード、ANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
搭乗ボーナスが25%のカードには、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードとANAダイナースカードもあります。この2枚の基本付与単位は100円で1ポイントです。ANAダイナースカードの年会費は33,000円(税込、税抜き30,000円)です。
路線の距離が長い区間を年に何度も使う会社員や、出張が定期的に発生する人ならゴールドが候補になります。
家族の分もまとめて貯める場合
家族カードの買い物で貯まるマイルは、本会員に集まります。家族ごとの決済分を本会員の口座にまとめられる仕組みです。
ANA JCB CARD FIRSTの家族会員は、生計を同一にする配偶者・親・子供で、高校生を除く18歳以上が対象です。本会員はカード有効期限の5年間、年会費が無料となっています。
ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、マイル移行手数料が無料です。
家族の利用分を本会員にまとめて貯めたい世帯に向いています。
20代で初めて持つ場合
29歳以下ならANA JCB CARD FIRSTが第一候補です。申込条件は18歳以上29歳以下(学生不可)で、本人または配偶者に安定継続収入があることが必要になります。
年会費はカード有効期限の5年間が無料で、マイル移行手数料もかかりません。200円(税込)ごとに1ポイントという付与単位は一般カードと同じで、ANA便の搭乗ごとに10%のボーナスマイルが加算されます。
※年会費、申込条件、マイル移行手数料は、JCBおよびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは2年目から2,200円(税込)の年会費がかかりますが、ANA JCB CARD FIRSTはカード有効期限の5年間が無料です。申込条件は29歳以下となっています。
これから貯め始める20代の人に向いています。
マイルが増える経路は決済分と搭乗分で計算が別になる
買い物ではカード会社のポイント、搭乗ではANAマイルが貯まります。カード会社のポイントとANAマイルでは、貯まり方と有効期限の数え方が異なります。
年間利用額を比べる場合は主に決済分、搭乗回数を比べる場合は搭乗分が対象です。決済分と搭乗分は別々に計算されます。
月ごとにまとめて数えるか、支払い1件ずつ数えるか

同じ「200円で1ポイント」でも、何を200円のかたまりとして数えるかはカードによって違います。ANA JCB 一般カードは1ヵ月のカード利用合計金額を集計単位にしており、本会員と家族会員の利用分を合算したうえでポイントに換算します。
ANA VISA/マスター一般カードも毎月のカードご利用金額が集計単位で、利用金額合計200円ごとにポイントが付く仕組みです。月内の細かい支払いも、合計後にポイントへ換算されます。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは100円で1ポイントですが、集計単位はご利用代金明細ごとです。利用代金明細書の合計金額ではなく、支払い1件ごとに100円単位で区切る方式です。
端数処理も集計単位によって異なります。ANA JCB 一般カードでは、毎月の利用額を合計後に換算し、小数点以下のポイントを切り捨てる仕組みです。ANA VISA/マスター一般カードは月間利用金額合計をポイント換算する際、200円未満の端数を切り捨てます。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードでは、100円未満の利用代金明細は加算されません。少額の支払いが何度もある場合は、月間のポイント数に差が出ます。
※基本付与単位、ポイント集計単位、端数処理は、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレスの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
毎月の支払いをまとめて1枚に集約している人には、月合計で数えるANA JCB 一般カードやANA VISA/マスター一般カードが向いています。1回あたりの支払いが大きい使い方なら、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードも候補になります。
ポイントの期限とマイルの期限は別々に減っていく
カード会社のポイントと、ANAマイレージクラブのマイルでは、期限の数え方が違います。ANAマイレージクラブのマイルは、商品・サービスを利用した月から数えて最大36カ月後の月末までが期限です。
カード側のポイント期限は発行元ごとに分かれます。ANA JCB 一般カードのポイントは獲得月より2年間(24ヵ月)、ANA VISA/マスター一般カードのANAマイレージ移行可能ポイントは2年で、自動延長はありません。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは、ポイント移行コースに登録していない状態だと最長3年ですが、登録中は無期限になります。ポイント移行コースへの登録によって有効期限が変わります。
※ポイント有効期限とマイル有効期限は、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
マイルへの移行単位もカードごとに異なります。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは1ポイント以上1ポイント単位で移行できますが、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは1,000ポイント単位・1日1回です。
こまめに少しずつマイルへ移行したい人には、1ポイント単位で移行できる2枚が向いています。まとまった単位で移行する人なら、無期限で持てるANAアメリカン・エキスプレス®・カードも選択肢に入ります。
同じ支払いでもポイントがつかない利用がある
カードで払った金額のすべてがポイントの計算に入るわけではありません。楽天Edyへのチャージ分は、ANA VISA/マスター一般カードではクレジットカード会社ポイント積算対象外とされています。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードでも、楽天Edyのチャージ利用はポイント加算対象外です。同じカードで、ポイント移行コースの年間参加費も通常ポイントの加算対象になりません。
加算対象ではあるものの、換算率が下がる利用もあります。ANAアメリカン・エキスプレス®・カードでは、対象の電力会社・ガス会社・水道局、税金等の支払いが200円=1ポイントです。通常の100円1ポイントと比べると、同じ金額でも半分の計算になります。
※ポイント加算対象外の利用と換算率が異なる利用は、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
年間利用額が同じでも、この種の支払いが多いか少ないかで貯まるマイルは変わります。電子マネーチャージや公共料金の比重が小さい人ほど、カードの基本付与単位がそのまま結果に出ます。
通常年の固定費は年会費とマイル移行料の合計で見る

ANAカードを持ち続けるときの支出は、年会費だけでは決まりません。クレジットカードのポイントをANAマイルに移すために、別途の費用が毎年かかるカードがあるためです。
ANA JCB 一般カードの2マイルコースで年度内に1回以上移行する場合、年間の固定費は7,700円です。ANA VISA/マスター一般カードの2倍コースは、年会費と年度ごとの移行手数料の合計が8,800円となります。ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードは年会費15,400円、移行費0円で、年間の固定費は15,400円です。
下の表では、ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは初年度無料の終了後、ANA JCB CARD FIRSTはカード有効期間内の費用です。本人だけの場合と家族カードを1枚足した場合の合計を示しています。
| カード・移行コース | 本会員年会費 | 年間移行費 | 本人のみ合計 | 家族カード1枚を含む合計 |
|---|---|---|---|---|
| ANA JCB CARD FIRST(有効期間内) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| ANA JCB一般(1マイルコース) | 2,200円 | 0円 | 2,200円 | 3,300円 |
| ANA JCB一般(2マイルコース) | 2,200円 | 5,500円 | 7,700円 | 8,800円 |
| ANA JCBワイドゴールド | 15,400円 | 0円 | 15,400円 | 19,800円 |
| ANA Visa・マスター一般(通常コース) | 2,200円 | 0円 | 2,200円 | 3,300円 |
| ANA Visa・マスター一般(2倍コース) | 2,200円 | 6,600円 | 8,800円 | 9,900円 |
| ANA Visa・マスターワイドゴールド | 15,400円 | 0円 | 15,400円 | 19,800円 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円 | 6,600円 | 14,300円 | 17,050円 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド | 42,900円 | 0円 | 42,900円 | 64,350円 |
| ANAダイナース | 33,000円 | 0円 | 33,000円 | 41,800円 |
※ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは初年度無料を使わず、2年目以降の通常年年会費で計算する。
※移行費は対象コースで年度内に1回以上マイル移行する前提。
※CARD FIRSTはカード有効期限の5年間に限り、本会員・家族会員・移行手数料が無料。
※ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは2026年9月2日以降申込の年会費を使う。
※マイ・ペイすリボの年会費割引は含めず、割引前の年会費で計算する。
※年会費とマイル移行手数料は、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
移行手数料がかかるカードとかからないカード
移行費が発生するのは、ANA JCB 一般カードの2マイルコースでマイルを移すとき、ANA VISA/マスター一般カードの2倍コースを利用するとき、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードのポイント移行コースに登録するときです。
ANA JCB 一般カードの2マイルコースは、4月1日から翌年3月31日までのあいだに1度でも移行すると年5,500円(税込)がかかります。同じ期間で1度も移行しなければ請求されない仕組みです。1マイルコースなら手数料は無料です。
ANA VISA/マスター一般カードは、2倍コースが年度ごとに6,600円(税込)、通常コースが無料となっています。ANAアメリカン・エキスプレス®・カードはポイント移行コースの年間参加費が6,600円(税込)で、2年目以降は自動更新されます。
一方、ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード、ANAダイナースカードは、いずれも移行手数料がかかりません。ANA JCB CARD FIRSTもカード有効期限の5年間は無料です。
マイルを毎年まとめて移したい人には、移行費のかからないカードが候補になります。
年会費の割引条件が適用される場合
三井住友カード発行のANAカードには、マイ・ペイすリボを設定して年1回以上リボ払い手数料を支払うと年会費が下がる仕組みがあります。
ANA VISA/マスター一般カードは本会員が1,127円(税込)、家族カードが522円(税込)になります。ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは本会員が11,550円(税込)、家族カードが2,750円(税込)です。
この割引を受けるには、リボ払い手数料の支払いが必要です。手数料の負担額は支払残高と期間で変わるため、上の表は割引前の年会費を使用しています。
※年会費割引の条件と割引後の金額は、三井住友カードの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
マイ・ペイすリボを設定したうえで、リボ払い手数料を含む支払額を管理できる人に向いている割引です。
家族会員を1人足したときの合計
家族カードの年会費は、カードと申込時期によって無料または有料です。本会員の条件によって、家族カードが無料になるカードもあります。
ANA JCB 一般カードの家族会員年会費は1枚1,100円(税込)です。ANA VISA/マスター一般カードの家族カードは2年目以降1,100円(税込)で、本会員と同時入会の場合は初年度無料となります。ワイドゴールドはJCB・三井住友とも4,400円(税込)で、本人のみ15,400円が家族1枚で19,800円になります。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードの家族カードは1枚2,750円(税込)、ANAダイナースカードは8,800円(税込)です。ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは、2026年9月2日以降に基本カードを申し込む場合で21,450円(税込)となり、本人と合わせると64,350円になります。
ANA JCB 一般カードは本会員が無料の年に限り家族会員も無料、ANA JCB CARD FIRSTはカード有効期限の5年間、家族会員も無料です。
※家族会員年会費は、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
配偶者や家族の分もまとめてマイルを貯めたい世帯には、家族カード分を足した合計で比べる方法が向いています。
年50万・100万・200万円で獲得マイルはこう変わる

同じ金額を使っても、カードと移行コースの組み合わせで年間のマイル数に差が生じます。年50万円なら3,496マイルから7,992マイルまで、年200万円なら10,996マイルから27,992マイルまでの幅があります。
下の表は、年間の決済額だけを変えて通常年の獲得マイルを並べたものです。
| カード・移行コース | 年50万円 | 年100万円 | 年200万円 |
|---|---|---|---|
| ANA JCB CARD FIRST(有効期間内) | 7,992マイル | 17,984マイル | 27,992マイル |
| ANA JCB一般(1マイルコース) | 3,496マイル | 5,992マイル | 10,996マイル |
| ANA JCB一般(2マイルコース) | 5,992マイル | 10,984マイル | 20,992マイル |
| ANA JCBワイドゴールド | 6,992マイル | 11,984マイル | 21,992マイル |
| ANA Visa・マスター一般(通常コース) | 3,496マイル | 5,992マイル | 10,996マイル |
| ANA Visa・マスター一般(2倍コース) | 5,992マイル | 10,984マイル | 20,992マイル |
| ANA Visa・マスターワイドゴールド | 6,992マイル | 11,984マイル | 21,992マイル |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 5,000マイル | 10,000マイル | 20,000マイル |
| ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド | 6,000マイル | 11,000マイル | 21,000マイル |
| ANAダイナース | 7,000マイル | 12,000マイル | 22,000マイル |
※通常年の対象ショッピングによる移行可能マイル、継続ボーナス、CARD FIRSTの年間利用ボーナスを合算する。
※JCBとVisa・マスターは年額を12か月へ均等配分し、各月のポイント端数を切り捨てる仮定。
※アメリカン・エキスプレスは年120件の同額明細とし、明細ごとの端数切り捨て後、1,000ポイント単位で移行する仮定。
※CARD FIRSTの継続ボーナスと年間利用額ボーナスは航空関連サービス・期間限定マイル。
※ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードでは、通常獲得分とJ-POINTの年間利用額ボーナスを2つの表に分け、この表には前者だけを含める。
※ダイナースは対象利用年額を100円単位で換算する簡略化。
※付与単位と移行レートは、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
試算に使った決済条件と端数の扱い
JCBのANAカードは、1ヵ月の利用合計に対して200円(税込)ごとに1ポイントが付き、小数点以下のポイントを切り捨てます。三井住友カードのANAカードは、月間利用金額合計を換算する際に200円未満の端数を切り捨てます。表では年額を12か月へ均等に割り、各月で端数を捨てた合計を使いました。
アメリカン・エキスプレスは100円で1ポイントですが、移行が1,000ポイント単位です。年120件の同額明細に分けて明細ごとに端数を捨て、残ったポイントのうち1,000の倍数だけをマイルにしています。
ANAダイナースカードは100円のお買い物につき1ポイントで、1ポイント以上1ポイント単位で移行できます。この試算では、対象利用額を100円単位で換算する仮定です。
年間利用額ボーナスの集計に入らない取引
JCBのJ-POINTボーナスは、毎年12月16日から翌年12月15日までの利用額で判定します。12月16日以降の利用分は、翌集計期間の対象です。
この集計から外れる取引には、年会費やキャッシングサービスの利用分などがあります。ANA JCB ワイドゴールドカードでは電子マネーチャージの利用分も、付与と集計の両方で対象外です。
ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードでは、本会員と家族会員の利用を合算して判定します。ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードの利用ボーナスマイルも家族カード分を基本カードに合算し、年会費や遅延損害金は集計から除きます(2027年1月1日以降の条件)。世帯の決済を家族カードにまとめる場合は、家族カードの利用分も判定額に含まれます。
ボーナス分だけ移行レートが変わる場合
年50万円から200万円までの範囲では、ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードのJ-POINTボーナスは50万円ごとに500ポイントです。ただし通常ポイントと同じ扱いではありません。
通常ポイントは1ポイント単位で移行でき、2マイルコースなら1ポイントが2マイルになります。これに対してボーナスポイントは1ポイントが0.6マイルで、移行には2,500ポイント以上が必要です。
| カード | 年50万円・付与 | 年50万円・単年移行可能 | 年100万円・付与 | 年100万円・単年移行可能 | 年200万円・付与 | 年200万円・単年移行可能 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ANA JCB一般 | 500Pt | 0マイル | 1,000Pt | 0マイル | 2,000Pt | 0マイル |
| ANA JCBワイドゴールド | 500Pt | 0マイル | 1,000Pt | 0マイル | 2,000Pt | 0マイル |
※50万円ごとに500Ptを付与し、各ケースはいずれも250万円以下。
※ボーナスポイントは2,500Pt以上から1Pt単位、1Ptを0.6マイルで移行する。
※各ケースの当年付与分だけでは最低移行数に届かないため、単年移行可能マイルは0とする。
※保有済みの対象ボーナスポイントとの合算は計上しない。
※J-POINTボーナスの条件はJCBの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
年200万円でも当年の付与は2,000ポイントで、2,500ポイントの下限に届きません。当年の付与分だけではマイルへ移行できません。
年会費まで含めるとどれくらい差がつくか
マイル数が多いカードでも、年会費の差は別に発生します。年100万円の場合について、ANA JCB 一般カードの1マイルコースを基準に比較した結果が下の表です。
| カード・移行コース | 通常年マイル差 | 本人固定費差 | 家族カード1枚込み固定費差 |
|---|---|---|---|
| ANA JCB CARD FIRST(有効期間内) | 11,992マイル | -2,200円 | -3,300円 |
| ANA JCB一般(1マイルコース、基準) | 0マイル | 0円 | 0円 |
| ANA JCB一般(2マイルコース) | 4,992マイル | 5,500円 | 5,500円 |
| ANA JCBワイドゴールド | 5,992マイル | 13,200円 | 16,500円 |
| ANA Visa・マスター一般(通常コース) | 0マイル | 0円 | 0円 |
| ANA Visa・マスター一般(2倍コース) | 4,992マイル | 6,600円 | 6,600円 |
| ANA Visa・マスターワイドゴールド | 5,992マイル | 13,200円 | 16,500円 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 4,008マイル | 12,100円 | 13,750円 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド | 5,008マイル | 40,700円 | 61,050円 |
| ANAダイナース | 6,008マイル | 30,800円 | 38,500円 |
※基準はANA JCB一般の1マイルコースで、年100万円を同じ月次・明細仮定で利用する。
※マイル差と円の固定費差を別単位のまま示し、マイルを円換算しない。
※正数は基準より多く、負数は基準より少ないことを示す。
※JCB年間利用額ボーナスのJ-POINTは双方から除外する。
※年会費は、JCB、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANAの各公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
ANA JCB 一般カードの2マイルコースは、基準の1マイルコースより4,992マイル多く、固定費は5,500円増えます。ANA JCB ワイドゴールドカードは、同じ基準より5,992マイル多く、固定費の増加は13,200円です。
家族カードを1枚追加すると、ゴールド系は本人分だけの場合より固定費差が大きくなります。マイルと円は別単位なので、円換算せずに両方の数字を比べる形です。家族カードを利用する世帯には、本人分と家族1枚分の固定費を比べる方法が向いています。
搭乗ボーナスマイルは区間数が増えるほど差が開く

ANAカードの搭乗ボーナスマイルは、その区間の基本マイレージにクラス・運賃倍率とカードごとの加算率を掛けて計算します。ANA JCB 一般カード、ANA VISA/マスター一般カード、ANA JCB CARD FIRST、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは10%です。ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード、ANAダイナースカードは25%となります。
搭乗ボーナスマイルは、搭乗区間数に応じて増えます。決済で貯まるマイルとは別計算です。
区間マイルと運賃倍率をどう当てはめるか
計算の基になるのは、搭乗した路線の区間基本マイレージと、購入した運賃の種別に応じた倍率です。この2つの積が1区間あたりの計算対象となり、その値にカードの加算率を掛けます。
下の表は、1区間の計算対象を500マイルとした場合の搭乗ボーナスです。実際の路線や運賃によって計算対象は変わりますが、区間数に対する増え方は同じです。
| 搭乗ボーナス率 | 年0区間 | 年2区間 | 年6区間 |
|---|---|---|---|
| 10%(一般・CARD FIRST・ANAアメックス) | 0マイル | 100マイル | 300マイル |
| 25%(ワイドゴールド・ANAアメックスゴールド・ダイナース) | 0マイル | 250マイル | 750マイル |
| 25%カードの10%カード比増分 | 0マイル | 150マイル | 450マイル |
※1区間の区間基本マイレージとクラス・運賃倍率の積を500マイルとする仮定。
※2区間は年1往復、6区間は年3往復に相当する。
※対象便を対象カード会員本人が利用した場合の搭乗ボーナスだけを計算し、通常のフライトマイルは加えない。
※10%と25%は、各カードに設定された搭乗ボーナスマイルの加算率。
※搭乗ボーナスマイルの加算率は各カード発行元の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
年0区間の行はどちらも0マイルです。飛行機に乗らない年は、加算率の高いカードを持っていても搭乗由来のマイルは発生しません。
一般とゴールドで加算率が変わる部分
10%と25%の差は、区間数が少ないうちは小さくとどまります。年1往復にあたる2区間なら増分は150マイル、年3往復の6区間でも450マイルです。
搭乗ボーナスマイルと年会費は単位が異なるため、直接は差し引けません。表の条件では、25%カードと10%カードの差は年2区間で150マイル、年6区間で450マイルです。
決済分のマイルと継続ボーナスは、搭乗ボーナスとは別に加算されます。搭乗区間数が多い人ほど、25%のカードと10%のカードの差が広がります。
継続時に加算されるマイルの扱い
継続ボーナスマイルは、搭乗区間数にかかわらず、各カードの継続条件を満たすと加算されます。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは継続時に1,000マイル、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは年会費を期日までに払った基本カード会員に1,000マイルです。
ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード、ANAダイナースカードは、本会員が指定期日までに年会費を支払うと、継続時に2,000マイルが加算されます。ANA JCB CARD FIRSTは3,000マイルで、航空関連サービス・期間限定マイルです。
※継続ボーナスマイルの数値と条件は各カード発行元の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
表の条件で年2区間の一般カードを使うと、搭乗由来100マイルと継続ボーナス1,000マイルが加算されます。
搭乗の見込みが年に数区間で、同じカードを長く使う人には、継続分を含めて比較する方法が向いています。
家族カードと旅行保険は対象範囲まで確認する
家族カードの年会費と旅行保険の対象者は、カードごとに異なります。本会員に加えて、家族分の費用と補償範囲も比較の対象です。
家族カードの利用分が誰のマイルになるか
ANAカードの家族カードは、家族が買い物で利用した分も本会員にマイルが貯まります。
家族会員の年会費は次のとおりです。ANA JCB 一般カードは1名1,100円(税込)で、本会員の年会費が無料の場合は家族会員も無料になります。ANA JCB CARD FIRSTは、カード有効期限の5年間が無料で、対象は生計を同一にする配偶者・親・子供のうち高校生を除く18歳以上です。
ANA VISA/マスター一般カードは2年目以降1,100円(税込)、本会員と同時入会なら初年度は無料です。マイ・ペイすリボの年会費割引条件を満たすと522円(税込)まで下がります。
カード別では、ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードが1名4,400円(税込)です。ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは割引条件の達成で2,750円(税込)になります。ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは1枚2,750円(税込)、ANAダイナースカードは8,800円(税込み)です。
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードの家族カード年会費は、2026年9月2日以降に基本カードを申し込んだ場合が21,450円(税込)、2026年9月1日までの申込は17,050円(税込)です。申込時期で家族分の負担が変わります。
※家族会員・家族カードの年会費は各カード発行元(ジェーシービー、三井住友カード、アメリカン・エキスプレス、ANA)の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
ANAカードファミリーマイルでは、登録した家族のマイルを合算して利用できます。登録手数料は無料で、対象となる家族の範囲は公式サイトで確認できます。
自動付帯と利用付帯の違い
旅行保険には、カードを持っているだけで適用される自動付帯と、旅行代金をカードで支払うと適用される利用付帯があります。利用付帯では、旅行代金の支払方法によって補償額が変わります。
ANA JCB ワイドゴールドカードの海外旅行傷害保険は、日本出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金をカード払いした場合が最高1億円です。この条件を満たさない本会員・家族会員は最高5,000万円になります。同じカードでも、支払条件を満たすかどうかで上限が異なります。
ANA VISA/マスターワイドゴールドカードも、日本出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金をクレジット決済することが前提で、傷害死亡・後遺障害の最高額は5,000万円です。国内旅行傷害保険も、事前に旅費等をカード決済した場合は最高5,000万円となります。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードとANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは、海外・国内とも旅行代金をカード決済した場合が適用条件です。ANAダイナースカードも、公共交通乗用具や募集型企画旅行などの料金を支払った場合に最高補償額が適用されます。
ANA JCB 一般カードは、海外旅行傷害保険が死亡・後遺障害で最高1,000万円、国内航空傷害保険も死亡・後遺障害で最高1,000万円です。ANA VISA/マスター一般カードの海外旅行傷害保険は、傷害死亡・後遺障害等の最高額が1,000万円です。
※旅行傷害保険の補償額と付帯条件は各カード発行元の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
利用付帯のカードでは、旅行代金をそのカードで支払うことが補償の条件です。旅行代金の決済先と旅行保険を合わせて考える人に向いています。
家族はどこまで補償されるか
補償の対象は「家族会員」と「家族特約の対象者」に分かれます。家族特約の対象年齢や同居条件は、カードごとの条件です。
ANA JCB 一般カードは、本会員様・家族会員様が付帯保険で同様の補償を受けられます。ANA JCB ワイドゴールドカードの海外旅行傷害保険も本会員・家族会員が対象で、国内旅行傷害保険は本会員・家族会員が最高5,000万円です。海外旅行傷害保険の家族特約は、本会員と生計を共にする19歳未満のお子様が対象になります。
ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、海外・国内旅行傷害保険の対象者が本会員・家族会員です。海外旅行傷害保険の家族特約は、本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族、または19歳未満の別居の未婚の子が対象です。傷害死亡・後遺障害の最高額は1,000万円となります。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは、基本カード会員・家族カード会員の海外旅行傷害死亡/後遺障害が3,000万円、国内旅行傷害保険が2,000万円です。配偶者および生計を共にする親族の家族補償最高額は1,000万円となります。
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは、本会員の海外旅行傷害保険が最高1億円、家族カード会員の海外補償は傷害死亡/後遺障害で5,000万円です。配偶者および生計を共にする親族の家族補償最高額は1,000万円で、国内旅行傷害保険は基本カード会員・家族カード会員が5,000万円となります。
※保険の対象者と家族特約の内容は各カード発行元の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
補償額は、本会員、家族カード会員、家族補償の対象者で異なるカードがあります。
家族カードを持たない親族の補償も比較したい世帯には、家族特約のあるカードが候補になります。
国際ブランドと発行会社で使い分けが必要な場面
ANAカードは、ANAが単独で発行しているわけではありません。国際ブランドごとに提携先のカード会社が異なり、同じ「一般カード」でも正式名称・申込年齢・手続き先が変わります。
たとえばJCBブランドの一般カードは、正式名称が「ANA JCB 一般カード」で、発行会社は株式会社ジェーシービーです。VisaとMastercardは三井住友カード株式会社が発行し、正式名称はそれぞれ「ANA VISA 一般カード」「ANAマスター一般カード」と分かれます。
American Expressブランドの「ANAアメリカン・エキスプレス®・カード」は、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド日本支社の発行です。「ANAダイナースカード」はダイナースクラブブランドで、手続き先は三井住友トラストクラブ株式会社になっています。
※正式名称・発行会社・国際ブランドは各発行元およびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
海外での使用を想定する場合
渡航先での利用を想定する場合は、国際ブランドが比較項目です。ANAカードには、JCB・Visa・Mastercard・American Express・ダイナースクラブがあります。
VisaとMastercardは、どちらも三井住友カード株式会社が発行しています。正式名称は「ANA VISA 一般カード」と「ANAマスター一般カード」です。
American Expressブランドの一般カードは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが発行します。申込年齢は20歳以上です。ANA JCB 一般カードは18歳以上で学生不可、ANA VISA/マスター一般カードは満18歳以上で高校生・大学生を除きます。
ダイナースクラブブランドのANAダイナースカードは、申込条件が「所定の基準を満たす方」とされています。この公式表記を基準に比較したい人向けのカードです。
※申込年齢・申込条件は各発行元およびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
同一ブランドのカードを既に持っている場合
ANAカードは、国際ブランドによって発行会社が異なります。JCBの発行会社は株式会社ジェーシービー、VisaとMastercardの発行会社は三井住友カード株式会社です。
29歳以下なら「ANA JCB CARD FIRST」という選択肢があります。申込年齢は18歳以上29歳以下(学生を除く)で、本人または配偶者に安定継続収入があることが条件です。
このカードの有効期限は5年間で、初回の有効期限にANA JCB 一般カードへ自動的に切り替わります。自分で切替を申し込む必要がなく、若いうちから長く使う人向けのカードです。
家族会員は、生計を同一にする配偶者・親・子供で高校生を除く18歳以上が申し込めます。ANA JCB CARD FIRSTの家族会員は、この申込条件を満たす人が対象です。
三井住友カード株式会社が発行するVisa・Mastercardの一般カードは、満18歳以上(高校生・大学生を除く)が申込対象です。ワイドゴールドカードは満18歳以上(高校生を除く)で本人に安定継続収入があることが条件となり、正式名称は「ANA VISAワイドゴールドカード」「ANA マスターワイドゴールドカード」に分かれます。
発行会社を基準に比較したい人に向いています。
※申込年齢・有効期限・正式名称は各発行元およびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
申込前に確認する点と、入会特典を判断から外す理由
入会ボーナスマイルは、通常年と適用期間が異なります。初年度だけの特典で、2年目以降は同じ条件が続きません。
本人だけで使う場合、通常年の固定費には年会費とマイル移行手数料が含まれます。
入会ボーナスは初年度限りとして別枠で見る
入会ボーナスマイルは、本会員が最初に受け取る1回分です。ANA JCB 一般カードとANA VISA/マスター一般カードは1,000マイル、いずれも既存のANAカード会員は対象外となります。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードも基本カード会員に1,000マイルです。ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード、ANAダイナースカードは、それぞれ2,000マイルとなっています。
ANAダイナースカードの2,000マイルは本会員が対象で、家族会員は含まれません。ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、指定期日までに年会費を支払うことが条件です。
ANA JCB CARD FIRSTの入会ボーナスは3,000マイルで、航空関連サービスに使える期間限定マイルです。
※入会ボーナスマイルの数値と条件はANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
入会ボーナスマイルは初年度のみで、2年目以降には加算されません。通常年の固定費を重視する人に向いています。
制度改定の告知があるときの確認先
申込年齢の条件は発行会社ごとに異なります。ANA JCB 一般カードは18歳以上(学生不可)です。ANA JCB CARD FIRSTは18歳以上(学生不可)29歳以下となります。
ANA VISA/マスター一般カードは満18歳以上で高校生・大学生を除き、ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは満18歳以上(高校生を除く)で本人に安定継続収入が求められます。ANAアメリカン・エキスプレス®・カードとゴールド・カードは20歳以上、ANAダイナースカードは所定の基準を満たす方が対象です。
ANA JCB CARD FIRSTの家族会員は、生計を同一にする配偶者・親・子供のうち高校生を除く18歳以上が申し込めます。
※申込年齢・申込条件は各発行元およびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
申込年齢や学生の扱いは、カードと発行会社によって異なります。制度改定の告知と申込条件は、各発行会社の公式サイトに掲載されています。
移行単位に満たないポイントが残る場合
貯めたポイントをマイルに替えるとき、最低単位が発行会社で分かれます。ANA JCB 一般カード、ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA VISA/マスター一般カード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカード、ANAダイナースカードは1ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
一方、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードとゴールド・カードは1,000ポイント単位、1日1回の移行です。1,000に届かない端数は次の移行まで持ち越すことになります。
持ち越しに関わるのがポイントの有効期限です。ANA JCB 一般カードとANA JCB CARD FIRSTは獲得月より2年間(24ヵ月)、ANA VISA/マスター一般カードは2年、ANA VISA/マスターワイドゴールドカードは3年で、いずれも自動延長はありません。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードはポイント移行コース未登録なら最長3年、登録中は無期限です。ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは会員資格が続くかぎり最初から無期限とされています。
移行したあとのマイルは、利用した月から数えて最大36カ月後の月末が期限です。移行する時期によって、ポイントとマイルの有効期限の残り期間が変わります。
※ポイント有効期限・マイル移行単位・マイル有効期限は各発行元およびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
年間の利用額が小さく端数が出やすい人には、1ポイント単位で移行できる発行会社が向いています。ANAアメリカン・エキスプレス®・カードはポイント移行コース登録中、ゴールド・カードは会員資格継続中ならポイントが無期限です。
ANAカードのよくある質問
年間の決済額が50万円程度なら、一般カードとゴールドカードのどちらが得ですか
A. ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードは、200円(税込)につき1ポイントが付き、2マイルコースでは1ポイント=2マイルです。実際のポイント数は、毎月の利用額を合計した後の端数処理で変わります。
ANA JCB 一般カードの2マイルコースは本会員年会費2,200円(税込、2年目以降)にマイル移行手数料5,500円(年間/税込)が加わります。ANA JCB ワイドゴールドカードは年会費15,400円(税込)で、2マイルコースの移行手数料は無料です。
年間利用額ボーナスは、どちらも50万円(税込)ごとに+500Ptで、50万円なら1段階分です。このボーナス分は1ポイント=0.6マイルで、しかも移行は2,500ポイント以上1ポイント単位という条件が付きます。
移行手数料まで含めた合計額と、必要なマイル数の両方を並べたうえで選びたい人に向いています。
※年会費・移行手数料・ポイント付与の内容は株式会社ジェーシービーの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
マイル移行手数料は必ずかかりますか
A. いいえ、コースの選び方とカードの種類で変わります。ANA JCB 一般カードは1ポイント=1マイルの1マイルコースなら無料で、1ポイント=2マイルの2マイルコースは5,500円(年間/税込)です。この手数料は4月1日~翌年3月31日に移行が1度でもあった場合に発生します。
ANA VISA/マスター一般カードも同じ構造で、1ポイント=1マイルの通常コースは無料、1ポイント=2マイルの2倍コースは6,600円(税込)が年度ごとにかかります。
いっぽう、ANA JCB ワイドゴールドカードは2マイルコースでも移行手数料が無料です。ANA JCB CARD FIRSTも移行手数料無料で、こちらはマイル自動移行コース2マイルのみという設定です。
レートを2マイルで使いたい人は、手数料が設定されないカードが候補になります。
※マイル移行コースと手数料は株式会社ジェーシービー、三井住友カード株式会社の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
家族カードで使った分のマイルは誰に貯まりますか
A. ショッピング利用分のポイントは、本会員の口座にまとめて貯まります。ANA JCB 一般カード、ANA JCB CARD FIRST、ANA JCB ワイドゴールドカードはいずれもポイント集計単位が1ヵ月のカードご利用合計金額で、本会員と家族会員の利用分を合算します。
ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードは、本会員と家族会員の利用分が年間利用額の合算対象です。家族カードの決済分も、ボーナスの判定額に含まれます。
これとは別に、家族それぞれのANAマイレージクラブ口座に貯まったマイルをまとめて使う仕組みがANAカードファミリーマイルです。決済分の合算とは別の制度で、登録手数料は無料です。
家族の決済を1つの年間利用額として集計したい世帯に向いています。
年間利用額のボーナスは、どの支払いでも対象になりますか
A. いいえ、対象外の取引があります。ANA JCB 一般カードでは、年会費とキャッシングサービスご利用分がJ-POINTの付与および集計の対象外です。
ANA JCB ワイドゴールドカードでは電子マネーチャージご利用分が対象外で、ANA JCB CARD FIRSTではクレジットカード年会費とANA Payチャージ分が利用ボーナスマイルの集計対象外になります。ANA VISA/マスター一般カードは楽天Edyチャージご利用分がポイント積算対象外です。
ANA JCB 一般カードとANA JCB ワイドゴールドカードの集計期間は、毎年12月16日~翌年12月15日です。両カードでは、本会員と家族会員の利用分を合算します。
チャージ利用が多い場合、年間利用額の判定には対象外の利用分が含まれません。
※集計期間・集計対象外の内容は株式会社ジェーシービー、三井住友カード株式会社の公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
ポイントの有効期限とマイルの有効期限は同じですか
A. いいえ、別々に管理されます。ANA JCB 一般カードとANA JCB CARD FIRSTのポイント有効期限は獲得月より2年間(24ヵ月)、ANA JCB ワイドゴールドカードは獲得月より3年間(36ヵ月)です。
ANA VISA/マスター一般カードのANAマイレージ移行可能ポイントは有効期限2年で、自動延長はありません。
ポイントのまま保有する期間は、カードごとに異なります。ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISA/マスターワイドゴールドカードのポイント有効期限は3年間です。
貯めてから使うまでの期間が長くなりやすい人には、ポイント期限の長いカードが向いています。
20代のうちに申し込むなら、どのカードが候補になりますか
A. ANA JCB CARD FIRSTが候補になります。申込条件は18歳以上(学生不可)29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入があることです。
本会員年会費はカード有効期限の5年間が無料で、家族会員年会費も同じ5年間が無料です。家族会員は高校生を除く18歳以上で、生計を同一にする配偶者・親・子供が申し込めます。
搭乗ボーナスマイルはANA便搭乗ごとに10%です。年間利用額ボーナスは12月16日~翌年12月15日のショッピング利用合計が100万円(税込)以上で5,000マイルとなり、利用した翌々年2月末頃に積算されます。年間利用額ボーナスは航空関連サービス・期間限定マイルです。
初回有効期限が来ると、ANA JCB 一般カードへ自動で切り替わります。5年間は固定費を抑えて始めたい20代に向いています。
※年会費・申込条件・ボーナスマイルは株式会社ジェーシービーおよびANAの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
搭乗が年に数回ある場合、搭乗ボーナスマイルはどのくらい差が出ますか
A. 加算率の差は15ポイント分です。ANA JCB 一般カード、ANA JCB CARD FIRST、ANA VISA/マスター一般カードの搭乗ボーナスマイルは10%、ANA JCB ワイドゴールドカードは25%です。
計算方法はどのカードも同じで、区間基本マイレージにクラス・運賃倍率を掛けた値に、この加算率がかかります。対象便をANA便名で予約・搭乗することが条件です。
同じ区間を同じ運賃で飛ぶ場合、区間数が増えるほど加算率によるマイル数の差も比例して広がります。決済由来のマイルとは別に計算されます。
年に何度も同じ路線に乗る人には、加算率の高いカードが向いているでしょう。
旅行保険は家族も対象になりますか
A. カードによって家族の対象範囲が異なります。ANA JCB 一般カードの付帯保険は本会員様・家族会員様が対象で、海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害の場合で最高1,000万円、国内航空傷害保険も同じく最高1,000万円です。
ANA JCB ワイドゴールドカードの海外旅行傷害保険も対象者は本会員・家族会員です。補償額には、日本出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行料金をカード払いした場合の最高1億円と、この利用条件を満たさない場合の最高5,000万円があります。
最高5,000万円の部分は自動付帯です。国内旅行傷害保険は本会員・家族会員が最高5,000万円で、海外旅行傷害保険の家族特約は本会員と生計を共にする19歳未満のお子様が対象です。
家族会員カードを持たない子どもまで補償範囲に含めたい世帯なら、家族特約のあるゴールドカードが候補になります。
※保険の補償額・対象者・付帯条件は株式会社ジェーシービーの公式サイト掲載の内容(2026年9月時点)。
まとめ
- 年50万円・100万円・200万円のいずれも、年会費の高いカードほど獲得マイルが多いとは限りません。
- 通常年の負担には、年会費のほかにマイル移行手数料や移行コースの参加費も含まれます。
- 年間利用額ボーナスはカードによって付与方法が異なり、集計対象外の取引もあります。
- 搭乗由来のマイルは、区間基本マイレージとクラス・運賃倍率で計算します。決済由来のマイルとは別計算です。
- 家族カードの年会費と旅行保険の対象範囲はカードごとに異なり、ANAカードファミリーマイルの登録手数料は無料です。
- 入会ボーナスマイルと制度改定期間の条件は、通常年の条件とは異なります。
同じ年間利用額でも、マイル移行手数料と搭乗回数によって適するカードは変わります。本人だけで使う場合は、年会費とマイル移行手数料の合計が通常年にかかる固定費です。

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