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関根将利副院長
せきね・まさとし/1993年札幌医科大学卒業。同大附属病院、日鋼記念病院整形外科科長、JR札幌鉄道病院整形外科科長などを経て、2008年さっぽろ厚別通整形外科を開設し副院長に就任。日本整形外科学会専門医。脊椎脊髄病医。日本脊椎脊髄病学会指導医。

手術用顕微鏡を使っての手術の様子
関根将利医師は、近く開院3周年を迎える同院で副院長を務める。井本憲志院長、膝関節外科専門の藤部正人副院長とは札幌医大の同期生である。関根副院長は、井本院長と共に脊椎外科が専門で、日本脊椎脊髄病学会から指導医に認定されており、技術・信頼度の高さの証明となっている。
同院では、患者・家族が納得するまで治療方法を説明し、その上で手術となった場合は、できるだけ患者の身体的負担が軽く済む方法で実施している。その代表的手術が“傷の小さな手術”、つまり“最小侵襲手術”である。
「症例の多い腰椎間板ヘルニアや、40代以上に多く見られる腰部脊柱管狭窄症であれば20ミリから25ミリ程度を切開し、双眼顕微鏡下で手術を行います。この方法は筋組織を含む軟部組織をできるだけ温存することで、術後の痛みも少なく、結果として良好な術後経過を得ることができます。また、顕微鏡では肉眼に近い3Dの視野環境で患部を確認できますので、正確で安全な手術を行うことが可能です」(関根副院長)
膝の関節治療として増加しつつある人工関節置換術においても、かつては20センチ以上の皮膚切開が必要であったが、適応を絞れば10センチ以下でも施行することが可能となった。
同院では手術以外の治療にも大変力を入れており、痛みを緩和する神経ブロック療法、運動器リハビリテーションは特に好評だ。
「整形外科というと、即手術と思われがちですが、すべてが進行性の症状とは限らず、自然経過で良好な場合もあります。神経症状や病巣の位置を厳密に診断し、最良の適応を選択するのです。その結果が手術となれば、できるだけ必要な範囲に限って行うわけです。手術はもっと低侵襲になることが望ましく、さらに研究・努力を重ねます」(同副院長)。こうした診断・治療によって脊椎手術の翌日にはほぼ全例で歩くことができ、短期間での退院が可能となるという。
同院では、患者の負担軽減という目的のために、施設内設備においてもさまざまな面で配慮されている。MRIでは最新式のオープン型が導入され、患者の緊張感を和らげているほか、全館バリアフリーとなっており、車イスの移動も容易。また、リハビリでは、若年者のスポーツ障害から高齢者の運動器疾患に至るまで、幅広く対応できる7人の理学療法士が在籍し、早期社会復帰につながる運動療法を実施している。
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