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「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」9月30日に誕生!

場所は北広島市美沢5丁目1番1号。北海道ボールパークFビレッジの近隣、道道1080線沿い

アウトドア複合施設「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」が9月30日にオープンした。キャンプとフィッシング、そして食を融合し、アウトドアの新たなカルチャーと価値を創造する全国初の新体験型施設だ。

国内初の体験型アウトドア複合施設

「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」(C&A北広島)を運営するのは、釣具用品小売・卸業の「アイビック」(本社・札幌市、牧野良彦社長)、アウトドア用品メーカーの「スノーピーク」(本社・新潟県三条市、山井太会長兼社長)、「ティムコ」(本社・東京都墨田区、酒井誠一社長)、「アイビック食品」(本社・札幌市、牧野克彦社長)の4社が、2021年11月に設立した「キャンパーズアンドアングラーズ」(本社・札幌市、山井太社長)。

場所は、北広島市美沢5丁目1番1号。敷地面積は4033坪。北海道ボールパークFビレッジにほど近く、アウトドアやフィッシングショップ、アウトドア体験、食・情報拠点が融合する国内初の体験型アウトドア複合施設だ。

今回オープンしたのは物販棟で、来年春には飲食棟の開業も予定する。

物販棟のメーンとなるのが、キャンピングギア、フィッシングギア、アパレルファッションなど国内最大級の品揃えを誇るアウトドア大型プロショップ。延床面積約460坪の店内にはテントなどのキャンプギアをはじめ、アパレルも豊富に取り揃え、その数はなんと約2万点に上る。

店内中央には、C&Aの本領でもあるフィッシング商品を取り扱える「フィッシングエリア」を配置。しかも、SIMMSやFoxfireなどの人気ブランドを中心に揃える「ウェーダーコーナー」や英国の伝統的ブランドのHARDYのほか、ニュージーランドのロッドメーカーEpicなどが並ぶ「ロッド&リールコーナー」、フライの自作用材料などのアイテムを扱う「フライコーナー」など、アングラーが求めるギアが探しやすい構成となっている。

一方、「アウトドアエリア」には、テントやシュラフ、キャンプストーブ、キッチンウエアなどキャンプに必要な一流のギアが豊富に並ぶ。

専門店も多彩でL・L・Beanやパタゴニアなどの国内外のトップブランドが一堂に会し、施設を彩っている。

また、同施設の大きな魅力となるアウトドアステージの芝生広場は、キャンプとフィッシングのスタートアップをサポートするフィールド。テント設営やキャンピングギアを試すことができるほか、何とフィッシングロッドを試投できるプールも完備。フライやルアーを使った初心者向けの釣り体験プログラムなどのイベントも順次スタートする。

来年春に食品棟開業。ドッグランも併設

一方、来年春にオープンする飲食棟は延床面積が約150坪。店内は木を基調とした開放的な空間で、アイビック食品が主体となって飲食事業の「カフェ&ジェラート&PIZZA」を展開する。

北広島市民に12年間愛されてきた絶品ジェラート店のアルトラーチェが「ARTLACZE(アルトラーチェ) Glato&Cafe」として復活。10数種のジェラートを提供するほか、カップアイスやアーモンドクッキーをはじめとした焼き菓子などおなじみの味が復活。土産品も充実する。

カフェでは、丸美珈琲監修のコーヒーが提供され、テイクアウトして開放的な芝生広場でも楽しめるほか、

本格石窯ピザなどの食事をテラス席で満喫することもできる。小~中型犬対象のドッグランも設置され、愛犬と遊べて飲食できるスペースも提供される。

目前の芝生広場は、屋外セミナーや発表会、社員研修などに利用できるイベントスペースも用意。電源完備のカーポートはオートキャンプ体験やキッチンカー、車両展示などの会場としても活用できる。

同社では1号店の「C&A北広島」を皮切りに、道内3〜5カ所で大小さまざまな施設の開業を目指しており、全国、海外展開も視野に入れている。

 

24年春オープンの飲食棟はドッグランや愛犬との食事スペースも

併設する芝生広場にはフィッシングロッドを試投できるプールも完備
山井太キャンパーズアンドアングラーズ社長
オープンのテープカットには牧野利春アイビックグループ代表に加え和田義明前内閣府副大臣、岩本剛人参議院自由民主党副幹事長、上野正三北広島市長、笹原晶博北海道銀行会長らが駆けつけた
「SIMMS」「スノーピーク」などの国内外のトップブランドアウトドアショップがワンフロアに並び、フィッシング、キャンピングギアやアパレルなど2万点が揃う