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同社が入居・管理する太平洋興発ビル

現在大規模修繕中の「パシフィック・ヒルタウン」(豊平区平岸)

本吉浩札幌支店長

居住者向け情報誌「Pacific Net」
太平洋興発(本社・東京)は、マンションやビルの開発から分譲・管理といった不動産事業や海外炭事業のほか、有料老人ホームの運営に代表されるシルバー事業を展開。マンション管理では札幌支店で77棟、5395戸と、新築物件が厳しい状況のもと前年比増の実績を上げている。
「基本は管理の専門アドバイザーとして、常に居住者目線で管理組合を支援し、快適な生活につながるサービスを提供すること」(本吉浩札幌支店長)と話すように、その一環として2010年末からは同社が独自にアレンジした新しい会計システムを提案。管理組合側から好評を得ている。
これは国の施策・方針に合わせ、企業会計に準じた様式で各マンションの会計内容を明確にし、同時に圧着式の用紙を使用して個人情報の扱いにも配慮したシステム。「法令順守を徹底していくという当社の姿勢の表れでもあります」(川江忠直マンション管理課長)。
また、入居者目線を維持する最前線では管理現場を熟知するフロントマンの役割が重要で、毎週実施しているフロント会議をはじめ、時には管理組合の「模擬総会」を設定して想定質疑応答などでフロント教育を重ねている。
「今年からは全社規模の研修会を開催し、フロント業務の基本にばらつきがないように進めていきます。その上で各現場の実情や時代に即した柔軟性のある管理サービスを提供していきたい」(本吉支店長)。
基本業務の推進につながる居住者とのコミュニケーションツールとしては、居住者向け情報誌「Pacific Net」を発行。管理情報やリフォーム設備情報のほか、今回の東日本大震災発生直後には防災の心得を特集した。
「防災については従来から定期的に研修会を開催し、居住者の防災意識の高まりをサポートしています」(川江課長)。
マンション建設で多くの実績を持つ同社は、外壁や配管などの大規模修繕の設計・管理もおこなっており、その高い技術とノウハウは定評だ。
また、同社の管理ノウハウは、関連会社である太平洋シルバーサービス北海道(本社・釧路市)が10月1日にオープンさせた介護付有料老人ホーム「シルバーシティ十勝おびひろ」(帯広市)でも効果的に発揮されている。
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