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石屋製菓

環境に配慮した〝優しい〟お菓子「白い恋人」

「白い恋人」をサスティナブルなお菓子に

土産菓子メーカーからの脱却を目指し、直営店増設や新業態店の開設、新商品のリリースなど、挑戦を続ける「石屋製菓」。

〝100年先も北海道に愛される会社へ〟という長期ビジョンを掲げ、地元客とのタッチポイントを増やす一方で、CSR活動にも力を注いでいる。

今年8月からは、主力商品「白い恋人」の化粧箱に使用するシールをプラスチック製から紙製に変更。年間で約1・5㌧のプラスチック素材の使用を削減できる見込みだ。

また、かねてから「白い恋人」の化粧箱と紙袋は、適切に管理した森林資源からつくられたFSC認証紙を使用。個包装を入れるトレーもトウモロコシを主原料としたバイオマス素材を採用している。

さらに、札幌市西区宮の沢の本社や工場などの全施設と北広島市の工場では、非化石証書によるカーボンオフセットでCO2排出量は実質ゼロを達成。製造工程から環境に優しい菓子づくりを追求している。

紙製のシールに変更。つまみ部分の仕様変更でスムーズな開封も可能に