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2015/07/09(木) 小樽ひき逃げ事件、海津被告に懲役22年

  

 公判前、傍聴券を求めて231人が列をつくった。今日午後、自動車運転処罰法(危険運転致死傷)などの罪で問われた海津雅英被告(32)の判決公判が、札幌地方裁判所で開かれた。佐伯恒治裁判長は「無謀で危険極まりない運転」として、検察の求刑通り懲役22年を言い渡した。

 昨年7月、海津被告は小樽ドリームビーチ近くの市道で、女性4人を車ではね、3人を死亡、1人に重傷を負わせた。

 6月29日から始まった裁判員裁判で被告側は「アルコールの影響がなくても起きていた事故」と、一貫して危険運転致死傷適用を否認した。

 一方、検察側は「アルコールなしでは考えられない異常な状態」と主張。海津被告は見通しのきく直線道路のため、正常な状態であれば4人を確認できた。だが、442メートルある直線で20秒間に2回しか前を向かず、それ以外はスマートフォンを操作していた。加えて、エンストまでする事故を起こしても、そのまま近くのコンビニにタバコを買いに行った。注意力、判断力が著しく鈍っていたと指摘した。

 海津被告は公判で「少しでも落ち着きたかった、怖くなりとにかくパニックだった」と、検察側の質問に答えていた。

 海津被告は出所後、証人として出廷した知人の住宅リフォーム会社で雑工として働く予定だ。     (織田)