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「ホテル創成札幌Mギャラリー」が1月30日に開業

開拓者たちが見た光景を現代的に再現

サッポロ不動産開発(本社・東京都渋谷区、宮澤高就社長)とフランスのアコーがホテルクラビーサッポロをリブランディングし「ホテル創成札幌Mギャラリー」として開業した。

「サッポロファクトリー」の誕生とともに、創成イーストエリアで長年親しまれてきたホテルクラビーサッポロ。2023年4月に惜しまれつつ閉館したが9カ月後の24年1月30日に、「ホテル創成札幌Mギャラリー」として開業した。

 マネジメントを手掛けるアコー社は、フランス・パリを拠点に110カ国でホテルやレストランなどを展開する世界最大級のホスピタリティーグループ。「Mギャラリー」は同社のプレミアムホテルブランドだ。

 新ホテルは「21世紀に生まれ変わる開拓使時代の邸宅」をテーマにデザイン。過去と現在、和と洋など時代や文化が融合する唯一無二の空間となっている。例えばエントランスや館内には、ビールの原料であるホップやハマナスをモチーフにしたモニュメントなどを配置。これは開拓の歴史に敬意を表したものだ。

 またレストランやバーは〝開拓使の社交場〟をイメージし、銅製ビール釜を模した暖炉や壁一面にビール瓶を配したアートウォールなどをデザインに取り入れている。

 118室ある客室も、西洋の洗練された雰囲気と歴史を感じさせる和のモチーフが融合。開拓使の邸宅を思わせるホテルライフを提供する。

アーチ状の天井など、細部にこだわったデザインが非日常体験を提供する