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Aimパートナーズグループ

写真左から田村悠行政書士、松島竜一司法書士、蝦名和広Aimパートナーズグループ代表、大鹿祐太郎弁護士、伊藤卓実社会保険労務士

5士業が連携。個人・法人をスペシャリスト集団が支援

「Aimパートナーズグループ」は、会計事務所と社会保険労務士法人、行政書士法人、弁護士事務所、司法書士事務所でグループを形成。そのほか給与計算代行会社や経営コンサルティング会社など、8社2団体でさまざまな相談にワンストップで応えている。

顧客数はグループ合計で400社以上。ワンストップサービスを打ち出す競合他社は少なくないが、税理士、社労士、行政書士、弁護士、司法書士の5士業がそろうコンサルティングファームは希少。右肩上がりで顧客を増やしている。

グループの指揮を執る蝦名和広代表は「税務は税理士、労務なら社労士としっかり区別を付けて相談する経営者は少ない。多種多様な相談が寄せられるのが現状です。『専門外だからできません』と言わないために、現在の布陣にたどり着きました」と語る。

例えば〝ヒト〟のスペシャリストである社労士には、労使トラブルの相談が数多く寄せられるが、場合によっては法律の専門家である弁護士とともに問題の解決や予防にあたる。より〝隙のない〟労務・法務コンサルティングを提供している。加えて、税務と労務も横断的な対応によって得られるシナジー効果も高く、迅速でより効率的な経営へと導けるという。

一方、外国人労働者の採用や起業が再び増えつつあるが、いかなる場合も在留資格が必要となるため、行政書士による入管業務のニーズも高まっている。グループの行政書士法人が煩雑かつ難解な行政手続きを代行しており、個人・法人問わず多くのオファーが寄せられているという。

また、会社の設立や土地、社屋の取得などの場面で活躍するのが司法書士。不動産登記や定款の作成などのほか、今後はグループの税理士などと連携した事業承継コンサルティングにも力を入れていく。

蝦名代表は「各分野の専門家がグループに参画していただいた共通の理由は、顧客満足の向上です。スケールメリットを生かし、プレーヤーとしての経験値も高められる環境であり、サービス品質向上にもつながります。頼もしい〝同志〟とともに、グループ一体となって業務に邁進していきます」とさらなる業容拡大を目指す。

札幌市西区の会計事務所本部
札幌市中央区のグループ本部外観