月刊「財界さっぽろ」

怒濤の衆院選特集「“半月後でも面白い話”」

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道内12の小選挙区当選者。上段左から道下大樹(1区・立憲)、松木謙公(2区・立憲)、高木宏壽(3区・自民)、中村裕之(4区・自民)、和田義明(5区・自民)、東国幹(6区・自民)の各氏。下段左から伊東良孝(7区・自民)、逢坂誠二(8区・立憲)、山岡達丸(9区・立憲)、稲津久(10区・公明)、石川香織(11区・立憲)、武部新(12区・自民)の各氏 ©財界さっぽろ

比例道ブロック(定数8)の当選者。上段左から鈴木貴子(比例単独1位・自民)、渡辺孝一(比例単独2位・自民)、堀井学(9区比例復活・自民)、中川郁子(11区比例復活・自民)の各氏。下段左から大築紅葉(4区比例復活・立憲)、荒井優(3区比例復活・立憲)、神谷裕(10区比例復活・立憲)、佐藤英道(比例単独1位・公明)の各氏 ©財界さっぽろ

 今回の衆院選ほど、流れが読みにくい戦いはなかった。道内小選挙区は自民・公明の与党が7勝5敗と勝ち越し。自公連携の象徴区、10区の公明候補・稲津久は当初苦戦も報じられたが、終わってみれば快勝した。6区の自民新人・東国幹は圧勝し、3・4区は大接戦ながらいずれも自民候補が競り勝った。立憲民主党では、出馬表明からわずか2カ月の新人・大築紅葉が自民現職を約700票差まで追い詰め比例復活を果たした。

 他方、勝ち越した与党サイドでさえ、勝敗を分析できていない。選挙戦の最中に行われた各党・マスコミの情勢調査は大きなバラツキがあった。まさに摩訶不思議な今回の激戦を「緊急記者座談会、複雑怪奇な戦いの舞台裏」で振り返るほか、本誌総力取材による特大ボリュームで“半月後でも面白い話”をお届けする。


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