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北海道内科リウマチ科病院
取材日:2015年7月

写真大 2014年秋に増築・改修工事が完了

写真 関節リウマチでは関節超音波診断を導入 写真 谷村一秀理事長・院長 写真 清水昌人副院長

リウマチ専門の医師、スタッフで徹底したチーム医療を推進

 北海道内科リウマチ科病院(谷村一秀理事長・院長、180床)は、北海道で唯一のリウマチ専門病院として2009年に開院。以来、北海道におけるリウマチ医療の中核病院として全道各地から患者が訪れている。
 同院では、常勤医10人のうち、リウマチ専門医、指導医が4人在籍。2人の整形外科医による外科的治療もおこなっており、人工関節手術では北海道大学整形外科と連携を取っている。
 関節リウマチは原因不明の自己免疫性疾患の1つ。関節炎が長引くと関節の軟骨や骨が破壊され、変形して日常生活に支障をきたすようになる。
「リウマチの治療は、早期診断、早期治療が重要で、問診、診察、検査結果などから判断します。従来の血液検査、レントゲン検査に加え、最近は関節エコー検査が有用と考えられています」とは清水昌人副院長。
 エコー検査は、通常の検査では検出できない炎症を、より正確に確認でき、その結果に基づく治療を強化することで症状の改善が期待できるという。
 同院が蓄積してきた関節エコーは全国的にも評価が高く、道内はもとより全国各地の大学病院からリウマチ専門医が研修生として訪れる〝関節エコーのメッカ〟となっている。加えて、院内には15年から制度がスタートした日本リウマチ学会登録第1号のソノグラファーが4人在籍しているのも大きな特長だ。
 看護部門でも日本リウマチ財団登録のリウマチケア看護師が入院病棟、外来合わせて10人在籍。女性に発症患者が多いことから、より詳細丁寧な看護観察指導や、妊娠とリウマチとの関連指導が成果を上げている。
 さらに、リハビリセラピスト、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、ケアワーカー、放射線技師、事務スタッフが加わってチーム医療を支えている。
 最近は薬剤も効果の高い生物学的製剤が開発され、同院では従来の基本薬と併用することによって治療効果を促進する方針を取っている。生物学的製剤は7種類あり、これによって関節リウマチ患者の約80%に効果があるとされている。
「手首や足首に腫れがあったり、手指の関節に痛みや腫れがあって物がつかみにくい、こわばるなどは関節リウマチの疑いがありますので、専門医の受診をおすすめします」(清水副院長)。
 薬剤についても日本リウマチ財団リウマチ登録薬剤師が常勤。副作用の管理や使用薬剤の調剤を無菌環境でおこなっている。 

基本データ

企業名:
北海道内科リウマチ科病院
住所:
札幌市西区琴似1条3丁目
TEL:
011・611・1371
URL:
http://www.ra-hp.jp/