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電材重機
取材日:2018年8月

写真大 室蘭市大沢町にある本社

写真 上村正人副社長 写真 今年4月に入社した小松悠太郎さん

室蘭から世界へ。事業を拡大しながら地元採用への熱意を貫く

 建設資材や重機をクレーンで吊り上げる揚重建設事業や重量品輸送事業をメーンに、大型工事を手がける「電材重機」。世界最大級のクレーンをはじめ、多くの特殊車両を保有し、そのラインアップは国内でもトップクラスだ。
 近年、同社の業績は道内だけにとどまらず、全国、世界へと拡大している。
「道内の公共工事数減少に直面し、道外進出の必要性を感じた。2014年に神奈川県の建設会社をグループに加えたことで、関東圏の活動拠点を5カ所増やした」と上村正人副社長は語る。
 これが功を奏し、昨年10月から開始した羽田空港の滑走路延長工事を受注。他にも多くの大型案件を手がけ、順調に業績を伸ばしている。
 9月には秋田県の秋田運送をM&A。日本海沿岸で積極的におこなわれている海上風力発電事業への参画とノウハウ蓄積に意欲を見せる。
 また、アジアを中心に海外のインフラ工事・公共事業への参入にも力を入れている。今年4月にはバングラデシュに現地法人を設立。9月には台湾に拠点を築き、19年内にはインドにも進出する予定だ。
 全国から世界へと事業エリアを拡大しながらも、地元の人材採用に対する積極的な姿勢は変えていない。今年4月に入社した4人も室蘭市や白老町など本社近郊の出身だ。
 そのうちの1人、小松悠太郎さんは「学生時代にアルバイトをしていたガソリンスタンドで、当社のロゴが入った車輌をいつも見かけ操縦に対する憧れを抱きました。将来的には1200トンの大型クレーンの操縦資格取得を目指しています」と語る。
 専門性が高い業種のため、業務に必要な資格の種類は多岐にわたる。そのため、社員教育や資格取得の補助には特に力を入れており、合格後はすぐに手当として給与に反映。経営理念でもある「物心両面での幸福追求」を実践している。
 また、4月には本社敷地内に家具家電付きの社員寮を建設。通勤や生活面での負担軽減にも余念が無い。

基本データ

企業名:
電材重機
住所:
室蘭市大沢町1丁目2番8号
TEL:
0143・44・5174
URL:
http://denzai-j.com/
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