「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ >   情報INDEX > 桑園整形外科-膝

報INDEX

このエントリーをはてなブックマークに追加

桑園整形外科-膝
取材日:2018年7月

写真大 東 裕隆理事長・院長 あずま・ひろたか/1992年北海道大学医学部卒業後、市立札幌病院救急部勤務。93年北大医学部整形外科入局。2000年カルガリー大学(カナダ)留学。03年市立札幌病院整形外科副医長を経て、07年開院。11年医療法人社団くわのみ会を設立し理事長・院長に就任。日本整形外科学会認定整形外科専門医。

写真 傷口は5~8センチと小さいため一般的な手術よりも傷痕が目立たない 写真 模型を使いながら丁寧に説明。膝の状態が患者にもよくわかる

最小侵襲手術で抜糸も不要。人工関節置換術で豊富な症例

 人間の体はある意味では消耗品とも言える。典型例が高齢者の膝の痛み。そして、その約8割は「変形性膝関節症」という疾患によるものだ。膝関節には骨と骨の間のクッションの役割を果たす軟骨がある。日々の負担によりこの軟骨がすり減り、ひざに痛みが起こる。
 この変形性膝関節症を数多く治療してきたのが「桑園整形外科」の東裕隆理事長。
「高齢者に多い病気ですので、可能な限り手術は回避しています。リハビリによる筋力訓練、湿布などの消炎鎮痛剤、ヒアルロン酸注射、日常動作の指導・改善などで痛みが緩和し、快適に過ごせるようになるのがベストです」
 ただし、保存治療だけでは痛みが取れない患者も少なくない。こうしたケースでは、膝関節の表面を取り除き、人工関節に置き換える「人工関節置換術」が必要となる。東理事長はこの手術において豊富な実績を持つ。
累計症例数は2000例以上、現在も年間200例以上をコンスタントに執刀している。
 特筆すべきはその術式だ。東理事長は最小侵襲手術であり、傷口が小さい小皮切(MIS)という術式で執刀する。傷口は従来の3分の1程度の5~8センチと小さい。傷痕が小さいため見た目も良く、靱帯などの健康な筋組織への影響も最小限。入院期間も短く、最長でも2週間程度で済む。
 また、患者にとって画期的とも言えるのが抜糸を不要にしたこと。最小限の切開に加え抜糸もなくしたことで、患者の身体的負担を軽減している。
 こうした患者本位の姿勢は関節リウマチによる足趾変形に対しても現れている。従来までは関節切除をすると、術後はべた足でしか歩けず、走ることもできなかった。東理事長は骨の長さを調整して関節を残す足趾関節温存手術で執刀。術後もこれまで通りの生活ができると患者に喜ばれている。
 日本整形外科学会認定整形外科専門医として患者の治療をするだけではなく、後進の育成にも力を注ぐ。同院は全国に2カ所しかない「医師のための人工膝関節研修施設」に指定されており、全国各地から訪れる整形外科医への指導をおこなっている。

基本データ

企業名:
医療法人社団くわのみ会 桑園整形外科
住所:
札幌市中央区北8条西16丁目28‐30
TEL:
011・633・3636
URL:
http://www.dr-azuma.net