教育改革で入学者数倍増。進路指導の拡充も図る
昨年3月に民間企業から就任した荒井優校長のもと「本気で挑戦する人の母校」をスローガンに教育改革を実施している札幌新陽高等学校。
今年度の入学者数は昨年度の2倍となる322人。就任からわずか1年で結果を出したことで、全国から注目を集めている。
改革の一環としてICT教育に力を入れており、全生徒へiPadを配布。授業利用だけでなく授業動画サービスなどとも連動することで、自宅学習の効率化も目指している。
教職員を全国から採用する方針に変更し、指導体制の拡充も図った。昨年は進路担当の教頭、進路支援部長を登用。専門的におこなうことで、目標や費用面など生徒の実情にあわせた指導を実現した。
さらに〝校長の右腕〟というポストの職員を採用し、来年度から開設される「探究コース」を一任。新しい教育プログラムの構築に取り組んでいる。
また、同校は「開かれた学校」を目指しており、事前連絡でいつでも校内見学ができる。