デュピュイトラン拘縮の注射治療で豊富な実績
「整形外科とひと口に言っても、最近では脊椎外科、肩・股・膝関節、足部、手、スポーツ整形、四肢外傷など細分化されています。そうした中で患者さんが最初に相談できる整形外科医でありたい」と語る佐久間隆院長。その言葉通り、ほぼ全ての整形外科疾患に精通。それはキャリア39年の経験あってのものだ。
特に力を注いでいるのが、デュピュイトラン拘縮に対するコラゲナーゼ注射治療だ。同疾患は手のひらから指にかけて拘縮策と呼ばれるしこりができ、指が伸ばしにくくなる原因不明の疾患。従来の治療は拘縮策の切除のみであった。
注入したコラゲナーゼが拘縮策を分離融解するため手術に比べて患者の負担は大幅に軽減される。治療は薬剤を適所にピンポイントで注入する高い技術が求められる。佐久間院長は、これまでに22例26指に対して、計30回の注射を実施。この実績は札幌市内でトップクラスだ。
また、腱鞘炎も多く手がけており、注射と手術の両面から患者に合った治療を施している。