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北海道文教大学
取材日:2018年5月

写真大 渡部 俊弘学長(わたなべ・としひろ)1952年日高管内門別町(現日高町)生まれ。77年東京農業大学農学部卒業。79年同大大学院修士課程修了。北海道栄養短期大学助手、講師などを経て2000年東京農業大学生物産業学部食品科学科教授に就任。14年同大副学長。18年北海道文教大学学長に就任。農学博士(農芸化学)。

写真 JR恵庭駅東口から徒歩8分

学内の複合化を進め、多様な価値観持つ人材を育成

 ――新学長としての使命は。
 渡部 鈴木武夫前学長時代に策定された「教育100年ビジョン」を踏まえ、「北海道文教大学ブランド」の構築に向けた諸施策を進めていきます。本学は建学以来、食文化を中心に外国語、保健医療、栄養、教育の分野にわたって実学主義を貫き、それぞれの現場に優れた人材を送り出す教育を使命として展開してきました。
 今後は従来培ってきた教育と研究の良さを生かし、さらに多様な価値観を持つ人材が集まる大学にしたいと考えています。それには学部・学科の横のつながりを重視し、学内連携による複合化を進めて変化の激しい社会構造に対応していける人材を育ててまいります。
 ――具体的な取り組みは。
 渡部 学内連携の具現化には、学部を横断するカリキュラムによって共通科目を設けることも必要です。また、実学主義の実践として、学びの中で商品化や起業といった視点につなげる能力を養うことも必要です。
 例えば、栄養学でも栄養素やカロリーの数値に限らず〝おいしく食べる〟調理技術も学んだり、健康・医療分野では人生100年に向けて健康寿命の延伸を地域の高齢者とともに実践していきたい。
 また、本学の看護・医療ノウハウを、東南アジアをはじめ海外で実践する場を設けて国際性を高めていくなど多様な課題が考えられます。さらには各面にわたってAI(人工知能)の進展に対応する体制も整えていきます。付属の明清高校を札幌から本学構内に移転させるのは、高大連携によって7年間の一貫教育を充実させる目的もあります。
 ――地域の活性化にもつながります。
 渡部 これまでも「開かれた知の拠点」として、地域と連携した活動を展開してきました。さらに地域活性化、地域創生につながる活動を展開していきます。地域活動向けの施設も学内に整備しており、6月17日のオープンキャンパスには元プロ野球選手の金石昭人さんとバドミントンの陣内貴美子さんご夫妻を招き、スポーツをテーマにしたトークショーや、子どもたち向けの野球教室を開催する予定です。
 ――3000人規模の大学への拡大も課題です。
 渡部 今後ますます少子化が進む中で容易ではありませんが、運営を安定させ、より良好な教育環境をつくっていくためには欠かせない課題です。本学はこれまで道内からの学生が多いのですが、恵庭市は人間力を養うには恵まれた地域です。本州、海外からの学生もより多く受け入れ、有意義な青春を過ごしてもらいたい。そして、地域の新たな力になってほしいとも願っています。
 また、今後は札幌や東京にサテライトを開設するなどして、幅広く人材を集めたいと考えております。道内では本学が先進的に取り組んだ医療・保健分野の教育も競合が激しくなっています。国際連携学科などの検討を含め、差別化を図っていくことが肝要かと思っています。
 ――就職率の高さに定評があります。
 渡部 今期も道内トップクラスの99・6%と好調でした。本学は就職部と教員とが情報を共有して学生をきめ細かくサポートしています。学科ごとの就職担当教員もおり、夜間でも学生からの相談に応ずることもめずらしくありません。就職セミナーも学科ごとに、それぞれ15回ほど実施しており、就職先となる企業側も、本学に来れば本当に求める人材に出会えると好評です。

基本データ

企業名:
北海道文教大学
住所:
恵庭市黄金中央5丁目196番地1
TEL:
0123・34・0160(入試広報課)
URL:
http://www.do-bunkyodai.ac.jp
教育:大学