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北海道医療大学
取材日:2018年5月

写真大 浅香 正博学長(あさか・まさひろ)北海道大学医学部卒業。 同大医学部第3内科教授を経て、北海道大学病院院長、同大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授などを歴任。2015年10月より本学副学長として着任。16年4月より現職。医学博士。

写真 JR北海道医療大学駅と直結している当別キャンパス

医療技術学部を開設して6学部体制に。臨床検査技師育成へ

 ――19年の新学部開設に向け、設置認可申請中ですね。
 浅香 医療技術学部臨床検査学科です。これで道内私立大学では最大規模の6学部9学科となります。本学は医療・福祉の専門職を育成する使命を持っていますが、より総合的な体制のもと「チーム医療」の現場で活躍できる高レベルの医療人をつくる多職種連携教育が可能となります。
 ――臨床検査学科では具体的に何を学ぶのでしょうか。
 浅香 本学科では、医療系総合大学の学びを通じて、自らの専門性を発揮し、多職種と協調して医療に貢献する、新しい時代の臨床検査技師(国家資格)を養成します。臨床検査技師は現代医療の現場では不可欠な存在であり、血液や組織から病気の原因となる物質やがん細胞、細菌などを検出するほか、生理学検査として心電図や超音波(エコー)などもおこないます。このように病気の早期発見・早期治療に貢献できる役割を担っています。
 就職先としては、病院や臨床検査機関、検診(健診)センター、科学捜査研究所など、幅広い活躍の場があります。新学部は北海道医療大学病院がある札幌あいの里キャンパス(札幌市北区)に開設を予定しており、医療現場に直結した場で講義、実習教育に臨むことになります。
 ――既存学部の状況・課題は。
 浅香 薬学部、リハビリテーション科学部、看護福祉学部の国家試験合格率が好成績で、高い就職率を維持しています。また、歯学部は全身疾患と関連する口腔内細菌の研究で国から助成を受け、近く論文で成果を発表する予定です。
 また、学生レベルの海外交流も盛んで、ヨーロッパ、アジア、ロシアなどと歯科学生が行き来し、医療技術情報の交換や国際親善に寄与しています。
 ――学生を対象にした「がん予防プロジェクト」が注目されます。
 浅香 これは私の専門分野でもあるのですが、胃がんの原因であるピロリ菌の除菌と肺がん予防を目的とする喫煙者ゼロ運動を進めています。ピロリ菌検査は新入生を含め全学生を対象としています。 
 医療人を目指す本学学生・卒業生から胃がんと肺がん患者を出さないことを本学の使命とし、保護者にもアピールしています。今年も新入生全員に胃がん予防、喫煙ストップを呼びかける冊子を配付し、入学式後の学長講話でも徹底を訴えました。このような試みは全国で初めてであり、道内はもちろん全国でも高い評価を得ています。
 ――地域との連携活動も定着してきたようです。
 浅香 地域連携推進センターを設置して幅広く地域の貢献活動を展開しています。これも学内での教育ばかりでなく、地域の人たちと交流し、各種行事などにも参加することで、社会貢献を推進する人材の育成を目的にしています。地元である当別町とも各種連携が進んでいます。

基本データ

企業名:
北海道医療大学
住所:
【当別キャンパス】石狩郡当別町金沢1757/【札幌あいの里キャンパス】札幌市北区あいの里2条5丁目
TEL:
【当別キャンパス】0133・23・1211(代表)/【札幌あいの里キャンパス】011・778・8931(代表)
URL:
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/
教育:大学