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ニセコ脳神経外科
取材日:2018年7月

写真大 木原 光昭理事長・院長 きはら・みつあき/1992年札幌医科大学卒業。中村記念病院、葛西循環器脳神経外科病院、新さっぽろ脳神経外科病院を経て2013年に開院。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。

写真 さまざまな脳疾患に対応 写真 羊蹄山の麓に位置する 写真 清潔感のある院内

倶知安ニセコ・岩内共和地域などで、さまざまな脳疾患に対応

 2013年に開院した「ニセコ脳神経外科」。同院の開院前は、倶知安・ニセコ地域に脳神経外科がなかったため、患者は小樽や札幌の病院まで通わなければならなかった。そんな中、開院から5年目半が経過。地域の人々から認知され、今や同地域の基幹施設としてなくてはならない存在となっている。
 診察内容は幅広く、脳梗塞の原因となりえる心臓の血栓の診断、脳卒中の危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常症、顔面けいれんに対するボトックス治療や頸椎・腰椎の診療や治療などさまざま。そのほかにも地域がら高齢の患者が多く、認知症の患者のみならずパーキンソン病の患者も多く来院している
 院内には同院で検査を完結できるようにと1・5テスラのMRIや心臓の状態も確認できるエコー、マルチスライスCTなど大学病院並みの検査機器を完備。これは、高齢者が慣れない医療機関で不安を覚えないように、手術以外の検査や診断を全て同クリニックで完結させるためだ。
 手術が必要になる場合には、小樽市内の提携病院で木原光昭理事長自ら執刀している。手がける手術は全国的にほとんど例がない慢性硬膜下血腫の日帰り手術や脳動脈瘤ネッククリッピング術、頚部頚動脈狭窄症に対する内膜剥離術(CEA)や浅側頭動脈‐中大脳動脈バイパス術など、患者の症状に合わせ柔軟に対応。
 地方のクリニックで診察し、 提携病院で自ら執刀をおこなうスタイルの脳外科は全国的にも珍しい。脳外科の第一線にいながら地方にクリニックを開業することで、地域医療に貢献できるという1つの証左となっている。
 また、交通手段がない患者に対しての無料送迎もおこない、後志管内の神恵内村や黒松内町、留寿都村などからも多くの患者が訪れている。
「できる限り患者さんに負担がかからない術式を選び、専門性の高い手術が必要な場合は、違う先生を紹介するなど、患者さんに一番良い方法を柔軟に採用しています。また、長く地方で診察してると、通院している患者さんから脳外科の範囲をこえた病気のことや、体のことを相談されます。自分のこれまでの経験を生かし、力になれればと日々診療しています」と木原理事長は語る。

基本データ

企業名:
医療法人社団 ニセコ脳神経外科
住所:
虻田郡倶知安町北3条東7丁目3-9
TEL:
0136・21・5500
URL:
http://niseko-n.com