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エルシス北海道
取材日:2018年5月

写真大 人の振動と感情が可視化されるディフェンダーXの画面。攻撃性が高まると赤色が増える

写真 本を買い物カゴに入れる段階で検知し赤枠表示 写真 移動し本をリュックに入れる万引犯

不審者の感情を読み取り犯罪を防止する新時代のセキュリティー

 映像から人の感情を読み取り不審者を検知する――そんな画期的な技術「ディフェンダーX」を開発したのが、ロシアのELSYS社。「エルシス北海道」は日本国内に9社あるメーカー系列の販社の1つとして、北海道エリアを統括している。
 ロシア政府系の研究機関から独立したELSYS社は、10万人以上の実験データと最新の映像解析技術を融合させ、人の精神状態を可視化するエンジンを開発。特許を取得した。ディフェンダーXはその技術を防犯システムに応用したもの。
 人の感情と相関関係がある顔や頭などの微振動をカメラの映像を解析して数値化。対象者の感情に攻撃性・緊張・ストレスが複合的に発生し一定レベルを超えた場合に不審者として検知するため、犯行前に発見できる仕組みだ。
「人は目に見ないレベルで振動しており、それは常に正常に保とうとする脳の反射です。そのバランスが崩れる時があり、それは人の感情や薬物、病気が影響します。例えばコンビニに来た強盗犯と普通の買い物客とでは感情に大きな差があることは想像できると思います。ディフェンダーXはその差を瞬時に検知しているわけです」と松田稔営業部長。
 日本では2016年から販売されており、あるディスカウントストアでは1日に複数の万引犯を確保、別の大型書店では、万引きの常習者や盗撮犯の逮捕につながったケースもあるという。多くは入店時に検知し、アラートを受けた巡回警備員が注視を続け確保している。
 システム構成は、パソコン1台につきIPカメラが2台稼働する仕組みで、既存防犯システムのネットワークに組み込むことも可能。5年リースなら月額5万円程度だ。実証実験を求める企業は1カ月のモニター利用もできる。
 東京オリンピックまであと2年。AIなどの先端技術を生かした犯罪防止を目的としたシステムが次々登場している。同社では、いよいよ導入期に入るとみており、今後道内の大手警備会社や防犯システムの販売会社とも連携し、普及を図る考えだ。
 なお、8月には、札幌市東区北34東1に、製品を体験できるショールームもオープンする。

基本データ

企業名:
エルシス北海道
住所:
札幌市西区八軒10条西12丁目6-1
TEL:
011・632・8710
URL:
http://elsys-hokkaido.jp
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