アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】谷口雄也選手

一歩でも二歩でも早くうまくなりたい

人生で一番のモテ期到来!
斉藤 かわいいと言われることについて、最近はいかがですか。
谷口 ありがたいことです。ただ、シーズンに入って集中しているので、いまは左耳から入れて右耳に流すという感じです(笑)
斉藤 でも〝かわいすぎるスラッガー〟として注目を集めたことはよかったのでは。
谷口 はい。プロ野球選手としての実力がまだまだな中、マスコミにクローズアップしてもらい、僕自身、背中を押される力になりました。
斉藤 いい意味で発奮材料になりました?
谷口「顔だけじゃないんだぞ」と、思わせたいと強く感じました。
斉藤 高校時代はモテたでしょう。
谷口 いや、あまり……。スポーツクラスにいたので、男子ばっかりで。女の子も多い普通科のクラスとは〝隔離〟されていましたから。
斉藤 そうでしたか。いま、人生で一番のモテ期ですね。
谷口 はい!(笑)
斉藤 名門・愛工大名電からプロに入りました。進学は考えませんでしたか。
谷口 悩みませんでした。ファイターズに声をかけてもらい、プロでダメだったら、それから考えようと思いました。
斉藤 入団5年目です。大学を卒業した同じ年齢の選手たちが、プロの世界に入ってきました。
谷口 何のために大学に行かないで、先にプロになったのかということを考えると、一歩でも二歩でも早く同じ年の選手よりもうまくなりたいと思ったからです。高卒で同期入団の(西川)遥輝も同じように考えていると思います。
斉藤〝楽しいキャンパスライフ〟よりも野球を選んだわけですね。
谷口 早い段階でプロを知ることができたので、無駄ではなかったと思っています。もちろん大卒の選手を否定しているわけではありません。今年は有原(航平)が入ってきました。
実はチームに同い年は、僕と遥輝と有原の3人しかいません。寂しい気もします。それぞれ背負っているものや進んできた道は違いますが、切磋琢磨しながら頑張っていきたい。僕も早く一軍で〝自分の形〟というものを確立させたいです。(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2015年6月号(5月15日発売)でお楽しみください。


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(たにぐち・ゆうや)1992年6月1日、三重県四日市市生まれ。B型。身長182センチ、体重87キロ。右投げ左打ち。愛知工業大学名電高校卒。10年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団。 逆方向に伸びる打球が魅力の若手外野手。今シーズンはレギュラーの座を狙う。背番号64