アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】稲田直人氏×金子誠氏

守り手の立場からバッティングを説く

“飲み会”で先輩から野球を勉強

斉藤 今回は2017年新年号ということで、このコーナーも“めでたく”拡大版です!お2人に登場していただきました。

現役時代から稲田直人さんはマック(金子誠)さんを慕ってらっしゃいました。

稲田 僕はずっと誠さんにかまってもらいたくて、金魚のフンのようにつきまとっていました(笑)。まわりからもそう見られています。作戦通りです!

金子 そうだったの?僕は入団当時から、片岡(篤史)さんら、いろんな先輩とご飯を食べに連れていってもらい、そこで話を聞くことで野球を覚えていきました。それこそ夜中の2時、3時まで野球の話をしていました。

斉藤 グラウンドで野球の話はしなかったんですか。

金子 ええ。毎日試合のために準備をして、勝っても負けても、個人として必ず納得できるわけじゃないから。終わったらイライラして帰っていました(笑)

チームが北海道にきてからも、稲葉(篤紀)さんやいま残っている飯山(裕志)、いっときは(田中)賢介とも“勉強会”みたいなことをやっていました。いわば飲みニケーションですね。

斉藤 そこに稲田さんもいらっしゃった?

金子 呼んでいないんだけどね。

稲田 呼ばれていないのにいるんですよ!(笑)。あのときに野球の勉強をさせてもらいましたね。いま、解説の仕事に生かされています。

金子 稲葉さんと稲田と3人で食事をしたと言いましたが、2人はお酒が飲めないんですよ。僕がどんどん飲んで、口が滑らかになっていく間、2人は4時間ずっとウーロン茶を飲みながら話を聞いていました。

稲田 最初の1杯ぐらいは飲んでいましたよ。でも誠さんのペースについていけるわけがないじゃないですか。途中からお酒をつくることに専念する。

そろそろ明日に影響を及ぼすと思い、焼酎を入れずに水だけの状態で渡すんだけど、なぜか誠さんは酔っぱらっていきました(笑)。

(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2017年新年特大号(12月15日発売)でお楽しみください。


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写真左/(いなだ・なおと)1979年11月6日、 広島県廿日市市生まれ。B型。右投げ左打ち。広陵高校、駒澤大学卒。社会人野球のJFE西日本から03年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団。10年に横浜ベイスターズ、12年に東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍
写真右/(かねこ・まこと)1975年11月8日、千葉県我孫子市生まれ。B型。右投げ右打ち。常総学院高校卒。93年ドラフト3位で日本ハムファイターズに入団。ゴールデングラブ賞を3度受賞。2014年シーズン限りで現役を引退。16年から北海道日本ハムファイターズの打撃コーチ