アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

榊原諒選手

「絶対、甲子園」 一番仲のいい友人が地元の少年野球団に入っていたため、誘われて小学3年で野球を始めた。 「中学時代から周りには『絶対、甲子園に行く』と公言していました。高校進学も『甲子園に出場するため、名門(中京高校)を選んだ』と説明していました」  有言実行、春・夏合わせて2度、夢の舞台に立ち、それぞれ1勝を挙げた。
勇姿を見てほしい 昨年12月、高校時代から つき合っていた女性と結婚。「プロポーズの言葉は」の問いに「ハハハ…。流れで」とハニカミながら答えた。「妻は今、東京で暮らしています。シーズン中はなかなか会えないので寂しい。まだ北海道に連れてきたことがないので、いつか札幌ドームのマウンドに立つ僕の勇姿を見てほしい。関東で試合をする時は、家に帰ることができるので楽しみです。妻のつくるハンバーグがめちゃくちゃおいしい。大好物です」
ファミリーカー 趣味は車と音楽。久々に会う奥さんとドライブをしながら、大好きな音楽を聴くことが何よりも幸せな時だという。 「最近、妻と相談して将来を考え、ファミリーカーに買い換えることにしました」
仕方ない 今シーズンの成績は、すべて中継ぎ 登板ながら、7勝1敗(取材日8月31日)。「将来は先発で投げたい。ゲームをつくる役割を担いたい」と語るが、現時点の成績には満足しているという。好 調の要因は精神面。 「家族のために頑張ろうという思いが芽生えたのは、確かです。それと、昨年は『打たれたらどうしよう』という気持ちが大きすぎて、腕を思いっきり振れてい なかった。今年は、『全力で投げたら、打たれるわけがない』と思っています。もし、打たれても、“仕方ない”と気持ちを切り替えることができる」
積み重ねていく ペナントレースも終盤戦。 チームはクライマックスシリーズ進出に向け、「諦(あきら)める理由などない!」というキャッチフレーズを掲げた。 「もちろんプレーオフ進出もそうですが、優勝もまだ誰一人あきらめていません。1試合1試合、全力で戦って勝ちを積み重ねていくだけです。応援よろしくお願いします」(竹内)
(竹内)

◎血液型 A型
◎身長・体重 176cm・70kg 右投げ・右打ち
◎星座 しし座
◎好きな食べ物 みそカツ
◎苦手な食べ物 焼いたレバー
◎ニックネーム バラ
◎趣味 車・音楽

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(さかきばら・りょう)1985年8月4日生まれ。愛知県出身。関西国際大学卒業。08年ドラフト2位で日本ハムに入団。今シーズン、中継ぎとして安定した成績を残し、1軍定着を果たす。6月15日、東京ヤクルト戦でプロ初勝利をマーク。投手。背番号15