アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】杉谷拳士選手

野球人生がかかった1年。必死です。


アピールプレーをした審判に後日…

斉藤 男性ファンが多いですよね。
杉谷 そうなんですよ。おじさんたちに球場で「ちゃんとやれ!」と叱咤激励をいただき、プライベートでは「明日頑張れよ!」とよく声をかけてもらいます。
斉藤 野球を見る目の肥えている人たちが杉谷選手を応援しているんですよ。「ファイターズDEナイト」でも、例えば、杉谷選手がいいヒットを打った直後に、スチールでアウトになってしまう場面があったりすると、おじさまたちから愛情たっぷりの厳しいひと言メッセージがたくさん届きます。
杉谷 野球を知っている方に応援してもらえるのはうれしいですし、ありがたいことです。
斉藤 野球を知っているといえば、旭川遠征(6月24日・ロッテ戦)でのデッドボールのアピール。よく珍プレー・好プレーなどにも登場する、デッドボールのアピールプレーで有名な達川光男さん(元広島)の名前が、ファンの間で思い出されたでしょうね。
杉谷 そうかもしれませんね。翌朝のニュース番組「サンデーモーニング」(TBS系列)では、ゲスト出演していた村田兆治さんから「喝!」をいただきました。
斉藤 でも、(ご意見番の)張本勲さんは「あっぱれ!」でしたよ。
杉谷 そうでした!
斉藤 本当に当たっていたんですよね?
杉谷 もちろんです!普通に当たったので、僕としてはアピールするのは当然で……
斉藤 ラジオ中継などの放送席は、バックネット裏の上のほうにあるんですが、そこまで杉谷選手の「当たった、当たた!当たた!!」という声が入りましたからね。あのアピールプレーに審判さんも苦笑いで…
杉谷 爆笑されてました。数日後、その審判が塁審をされていて、出塁したときに「先日はどうも」と挨拶をしておきました。
斉藤 (笑)。でも、あのプレーで、やっぱり野球はザッツ・エンターテインメントなんだって、あらためて思いました。(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2015年8月号(7月15日発売)でお楽しみください。


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(すぎや・けんし)1991年2月4日、東京都練馬区生まれ。B型。身長173センチ、体重77キロ。右投げ両打ち。帝京高校卒。08年の北海道日本ハムファイターズドラフト6位。明るい性格でチームのムードメーカーだ。スイッチヒッターで、さらに内外野も守れるユーティリティープレーヤー。背番号61