アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

小谷野栄一選手

くぎ付け   小学2年生のとき、プロ野球をはじめて観戦した。東京ドームの日本ハム対近鉄戦だった。

「ショートを守っていた田中幸雄さんのプレーに目がくぎ付けになりました。自分も野球がしたいと、すぐに少年野球団に入りました。当時からプロ野球選手になれると信じていました」
負けたくない  少年野球の試合では、大リーグボストン・レッドソックスの松坂大輔投手と何度も対決した。
「マツ(松坂選手)とは、リトルリーグのチーム『江戸川南』で一緒にプレーもしました。彼は昔から有名で、常に東京地区の代表選手でした。負けたくない気持ちが強かったです」
プレースタイル  小谷野選手は、松ヤニのついたヘルメットをかぶり、ダボダボのユニホームを着こなし、あめ玉をなめてプレーしている。 「今のスタイルは、普段のように余裕を持って、グラウンドに立ちたいと試行錯誤した結果です。僕にとってはすべてがリンクし、欠かせない大切な物です。最近はお気に入りのあめ玉をファンが送ってくれます。自分で購入する量が去年の半分に減りました」
北海道での生活  現在は日本ハムの寮で集団生活を送っている。
「寮生同士を含め、ファイターズの選手はみんな仲がいい。先輩の飯山裕志さんには、いつも悩みを相談しています。内容はヒミツですが…(笑)。リラックス方法は、ドライブです。北海道の道を音楽かけて運転。目的地も決めずに1人で出かけます」
のびのび楽しく  チームは今年、二岡智宏選手の加入や中田翔選手への期待もあり、内野の定位置争いが激化した。
「影響も受けましたが、野球人として成長できたと思っています。昨年以上にファイターズに貢献したいという気持ちが強くなりました。目標は梨田監督を胴上 げすることだけです。個人成績を最優先せず、のびのびと楽しくやっていきたい。日本一に向かって、ファンのみなさんも一緒に球場で戦いましょう」
(竹内)

◎血液型 O型
◎身長・体重 177cm・83kg 右投げ・右打ち
◎星座 天秤座
◎出身地 東京都江戸川区
◎趣味 ドライブ
◎好きな芸能人 吉瀬美智子
◎好きな歌手 lecca
◎苦手な食べ物 トマト

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(こやの・えいいち)1980年10月10日生まれ。創価大学卒業。02年ドラフト5巡目で日本ハムに入団。昨シーズンは自身最多の60打点をあげる。内外野を守れるユーティリティープレーヤー。今年は内野手に専念している。背番号31